外壁診断士・外装劣化診断士について
マストホームズ静岡では、「外壁診断士」や「外装劣化診断士」などの資格を持つアドバイザーが、お客様のお家の外壁の状態を診断させていただき、屋根や外壁の不具合や劣化の状態に合わせて的確なアドバイスをしております。
外壁診断には、このような資格は必要なのか、疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうか?
「外壁診断士」って何?
「外装劣化診断士」は何ができるの?
以下では、それぞれの資格の特徴・内容などをご紹介いたします。
外壁診断士とは
「外壁診断士」とは、外壁の性能と課題に対処する専門的な知識を習得しており、新築からリフォームまで公正なアドバイスや提案ができる外壁のプロフェッショナルです。3階建て以下の一般住宅を対象にしており、より耐久性・安全性が高い外壁をお客様に提供するため、住宅の外壁の劣化診断・安全評価を行うことができます。
外壁診断士になるには
外壁診断士になるには、外壁診断士検定試験に合格することが必要です。
試験は、一般社団法人「全国住宅外壁診断士協会」で実施されており、合格後に協会へ登録することで外壁診断士となることができます。
外壁診断士の受検資格は、以下のいずれかが必要です。
- ・実務経験5年以上(住宅関連事業の営業、塗装業、左官業、板金業、建材販売業、不動産管理業、住宅リフォーム業、建設業、エクステリア業など)
- ・1級・2級建築士、木造建築士、1級・2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーターの資格保有
- ・外壁アドバイザーに合格後、住宅関連事業に関わる経験が2年以上
そのため、実際の現場を見てきた経験にプラスして、テキストで体系的に学んだ知識があるため、それらを総合的に活かした的確なご提案をすることができるのです。
ちなみに、「外壁アドバイザー」は、外壁診断士の下位資格でだれでも受検することができます。外壁に用いる建材の種類、施工、リフォームに関する基本的な内容を習得していることが必要です。
「長持ちする外壁造り」のために
「外壁診断士」は、実践的な資格だと言われています。なぜなら、例えば、正しい断熱材の使い方、住宅の気密のあり方、新しい外装材などの具体的な内容を学習するため、また、試験合格後も研修が定期的に組まれているため、より実践的な技術や生きた知識を身につけることができるからです。
また、木造住宅に求められる以下5つの実現、
構造性能、耐火性能、耐久性能、快適性能、経済性能
さらに、平成21年6月より施行された国土交通省の「長期優良住宅支援制度」も活用し、設計・工事・管理・メンテナンスを行うことができます。
外壁診断士は、「長持ちする外壁造り」のため、日々、外壁に関わる効率的・効果的な作業と理論を学び、取り組んでいるのです。
マストホームズ静岡の「外壁診断士」
小西祐一スタッフ詳細はこちら >
外装劣化診断士とは
「外装劣化診断士」とは、基礎的な知識を身につけ、住宅の屋根・外壁などの外装部分の劣化状況の基本的な調査、診断と補修、改修工事等の対策について、適切な提案を行う知識と技量がある者のことです。
外装劣化診断士になるには
外装劣化診断士の試験は、一般社団法人「住宅保全推進協会」で実施しています。
どんな方でも受検できますが、概ね以下のような方が対象です。
- ・20歳以上で日本国籍を有するもので建設業または不動産業での実務経験が3年以上
- ・建築士、宅地建物取引主任者の資格を有する
試験内容としては、建物の構造、建築材料、屋根・外壁の劣化状態、雨漏り・漏水のリスク、診断の実務、関連法規(建築基準法、品確法、瑕疵担保履行法、長期優良住宅法、特商法、消費者保護法、労働安全衛生法)の理解などが必要となってきます。
そのため、幅広い知識と経験が必要となり、外装劣化診断士は、お客様のお家の状態を的確に診断し、アドバイスすることが可能となるのです。
マストホームズ静岡の「外装劣化診断士」
田中直(すなお)スタッフ詳細はこちら >
工藤貴裕(たかひろ)スタッフ詳細はこちら >
中村英気(ひでき)スタッフ詳細はこちら >
的確な外壁診断を行う「外壁診断士」「外装劣化診断士」
日本の住宅は、元々他の国々と比べると中古より新築が多く、住宅寿命も短かったのですが、昨今は新築が減少し、住宅の長寿命化が求められています。そのため、住宅のメンテナンスやリフォームの需要が増加しており、住宅の定期的な診断を行うこと、適切な住宅診断を行うことはとても大切な事項となっています。
「外壁診断士」「外装劣化診断士」の資格を取得したアドバイザーなら、専門的な知識や長年の経験をもとに、それぞれの住宅の状態を的確に診断し、お客様のご要望にも沿った的確なアドバイスをすることができますので、安心して外壁診断を依頼していただくことができます。