屋根の塗装寿命は何年?種類と目安
今回は屋根の寿命に関してお話させて頂きます。
屋根の傷みはなかなか見ることが出来ないため傷みが出ているか把握することが難しいと言われます。
ただ、傷みが出てしまうと雨漏りなどお家の寿命にも直結してしまう部分になりますのでお手入れを怠らないことが必要です。
屋根の種類と比較ポイント
一口に屋根の寿命と言っても家それぞれに使われている屋根材の種類や、立地条件によってもかなりの差が出てくることになります。
そこで、手を入れるタイミングにも差が出てくる難しい工事になってきます。
カーベスト
例えば現在良く使われている屋根材にカラーベストというスレート屋根があります。
10年前後では塗り替えてあげるのが標準的と言われています。
しかし、昔から使われている日本瓦に関しては耐用年数が50年にもなるものがあります。
スレート屋根のような頻度で塗装を行う必要もありません。
では、具体的に屋根の塗装の見直しに関してどのようなタイミングで行えばよいのでしょうか。
そして、屋根材の寿命はどれくらいなのかを簡単にお伝えさせて頂きます。
メンテナンスの時期
まず初めにスレート屋根に関してですが、昔は、塗り替えの目安が7年~8年と言われていました。
ただ現在の商品に関してはかなり良くなっていることを踏まえて10年~15年に一度塗り替えをしてあげるのが必要になってきます。耐用年数は30年~50年と言われています。
次にセメント瓦についてです。セメント瓦は日本瓦に比べると軽いのが特徴です。15年~20年位前によく使われていた瓦になります。塗り替えの目安は15年~20年と言われています。表面に塗られた塗膜の劣化により、コケなどが繁殖して見た目が悪くなってきます。耐久性も落ちてしまいます。耐用年数は30年~40年と言われています。
最後に金属製の瓦に関してお話します。最近営業をしていて良く目につくのが、ガルバリウム鋼板です。薄くて軽量のため耐震性へ影響が及びにくいのが特徴です。耐用年数は40年位と言われています。塗り替えの目安としては10年~15年と言われています。
このように、実際に使われている屋根の種類によって塗装の時期や耐用年数も変わってきます。また、建てられている立地条件によっても変わりますので、自分たちのお家の屋根材に何が使われているか、立地条件をしっかり把握した上で最適な方法を選んであげて下さい。もし、塗装に困ったことがありましたら、弊社にご相談して頂けたら幸いです。最後までご視聴ありがとうございました。