木部塗装について

こんにちは!!田中です。

今日はご質問の多い、木部用塗料に関してお伝えします。木部といえば、まずウッドデッキが浮かぶと思います。これを見て頂いている方の中にもウッドデッキを塗ったことがある方も多いと思います。そこでまず木部塗装に使用する塗料の代表的な3つをお伝えしたいと思います。今回はDIYにも使って頂けるようにあえて木部をウッドデッキに固定してお伝えしたいと思います。

①ペンキなどの合成樹脂塗料

②ナフタデコールなどの防腐材入り塗料

③ニスなどのクリヤー保護塗料

①合成樹脂塗料

合成樹脂塗料は、ザ・ペンキです。塗料缶を開けたらドロドロした液体が入っており、実際に塗った後はキラキラとした仕上がりになります。防水性が高く、とても耐久性も高い塗料です。施工もとても簡単で、ウッドデッキを水拭きしてひたすら塗るだけです。木部用のプライマー(下地調整材)を塗ってからペンキを塗ると、密着力が上がり、さらに長持ちします。しかし、最大のデメリットは、ウッドデッキの木目がほとんど消えてしまう点です。これはせっかくのウッドデッキがただのデッキになってしまう為、見た目の意味で少し寂しい感じになります。加えてキラキラとしてしまうので安っぽいと感じる方も多いようです。

②防腐剤入り塗料

防腐材の入った塗料の代表的な塗料は、キシラデコールやナフタデコールです。この塗料は、ウッドデッキに浸み込ませるタイプの塗料で、木目が生きる点が最大のメリットだと思います。ですが、浸み込ませるため、木の外側に塗膜が作られるわけではなく、防水性は全くありません。そのため、耐久性という概念自体がありません。お客様からはいつ頃に再度塗装を行うべきかという質問がありますので、その場合は持って5年ですとお伝えしています。施工手順としては、ウッドデッキの清掃、キシラデコールの塗装とこちらもとても簡単ですので、個人でもとてもやりやすい塗料です。

③クリヤー保護塗料

こちらはクリヤーというだけあって透明な塗料で、ワックスのようなものです。艶が出てとてもキレイに仕上がります。防水効果も高く、耐候性にとても優れた塗料です。施工性もとても高いですが、油性塗料ですので取り扱いにはお気をつけください。逆にツヤピカという質感がお嫌いな方は②の防腐剤塗料をおススメします。

施工頻度に関して

木は、外装材料としては最も劣化速度が早い材料です。雨水を吸う、乾くを繰り返すと変形してしまったり、水がとどまり腐ってしまうなど、劣化状況は皆様もご存知の通りかと思います。施工頻度に関しては、最も長く持つのは①の合成樹脂塗料です。塗膜が形成されるため、しっかりと塗料が木についていれば約10年くらいは持ちます。次いで③のクリヤー塗料で5年周期です。最後が②の防腐剤で3年周期です。しかし防腐剤は、その見た目が良いため、とても人気のある材料です。

最後に

木部の塗装は、ケレンが最も大切な下処理になります。既存の塗膜をしっかりしごいて塗料をのりやすくすることがとても大切ですのでどの塗料を使われる場合でもお気をつけください。

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