外壁屋根塗装工事について

こんにちは。マストホームス静岡の小西です。約一か月の投稿で久しぶりですが、今回は静岡市清水区の奥山様の塗装工事について書いていきたいと思います。なぜ奥山様のお宅の工事を書いていくかというと、まずはお施主様がこのようなホームページに使用することを承諾して頂いたのが一番です!本当にありがとうございます!!なかなかこのようなホームページなどに載せるというと抵抗のある方も多いので本当に感謝しています!また、今回の奥山様の工事は外壁と屋根の塗装工事だけではなく、板金工事もさせていただいたので是非工事内容を紹介したいと思い取り上げさせて頂きました。

工事の詳細はのちのち紹介していきますが、まず奥山様が悩まれていたことを紹介していきたいと思います。

それは、、、施工業者の選択です!!どこに頼んだらよいか悩まれている方も多いと思いますが、奥山様もその一人でした。ですので、まず5社に見積りを依頼されたそうです。確かにこれだけの見積があるって事は各会社のおススメ工事をご提案されているわけですから選択肢は広がりますよね。話をお聞きするとやはり各会社の提案が違ったそうです。例えば、サッシ廻りのコーキングをする業者としない業者。破風板の木部は塗装で済ます業者と、塗装ではなく板金を巻く業者。屋根のセメント瓦を塗装する業者と、しなくても問題ないと言う業者。また細かく言うと、家の周りの植栽は施工前までに切ってくれという業者と、自分たちで切ってくれるという業者。倉庫の移動も施主様でしてくれという業者と、しなくても施工できるという業者。このように少し上げただけでも業者によってたくさんの違いがあったそうです。

最終的には、弊社に任せて頂いたわけですが、理由をお伺いしますと、このようなことをおっしゃってました。

施主様「築23年間で一度も壁の塗り替えをしてこなかったのでどのくらいの費用で出来るか不安でした。5社の合い見積もりで最安値でした。あと、工事の詳細を一番丁寧に説明して頂いた。」

とこのような理由で弊社を選んで頂いたそうです!

この他にも各会社、保証内容の違いや定期点検があるかないか、外壁以外の工事も出来るかどうかが工事を任せる判断材料になったとおっしゃってました。いうまでもなく弊社は施主様要望を全てクリアしていました。

工事が決まってからは、御近所様への挨拶回りや、車両を置く場所の確保、どんな色で塗っていくかの打ち合わせになります。

色の打ち合わせ

施工前の全体写真です。

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全体の色は白に近いグレー色で、屋根の色は濃いグレー色でした。

施主様は、今回どうせ塗装するのであれば少し変わった仕上がりにしたいおっしゃっていました。色にも拘りがあり色選びにも時間をかけじっくり選定していきました。その打ち合わせで決まったのが、白と紺色のツートンカラーに決定しました。施主様からも配色をイメージした写真を頂いたので、どのように仕上げたらよいか段取りを組むのに大変分かりやすかったです。僕らの仕事をやって頂いてありがとうございます!!

この他にも屋根や雨樋、小庇や軒裏、鼻隠しや換気フード、クーラーホースカバーの色を細かく打ち合わせし決定しました。ここまでの作業が終わればあとは打ち合わせ通りに施工していくだけです!!

ここからは工事の詳細を紹介していきたいと思います。

①足場組みと養生シート

まずは、皆さんご存知の足場を組み立てていきます。このとき金属を叩く大きな音がしますので事前にご近所様には通達しておきます。また足場を乗せたトラックは大きな車両なので、通行の妨げにならないよう事前の車両置き場の確保が必要になてきます。奥山様の場合は施主様で用意して頂いたのでそこの土地をお借りして足場を組んでいきました。かかった時間は半日でした。

②バイオ洗浄

次にバイオ洗浄という油分やコケ、カビを除去する洗浄をしていきます。この洗浄をしない塗装屋さんもありますが、23年間未塗装という事もあり長年積み重なってきた汚れ(油分、コケ、カビ、植栽の種など)を落とす為には必要な工程になります。なぜかというとこのような汚れを取らずに塗っていくとゆくゆく取れ切らなかった汚れが悪さをして、上の塗膜を傷めるからです。

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③高圧洗浄

高圧洗浄は御存じの方も多いと思いますが、壁を水道水で洗い流していきます。この時の水道水はお客様のものを使用させて頂きます。

洗剤(バイオ洗浄)で洗って、水で洗い流すといったお茶碗を洗うようなイメージで外壁屋根をキレイにしていきます。ただ気を付けなければいけないのが、ひび割れが大きい箇所には洗浄を当てすぎてはいけません!!家の中にしみてしまうことがあるからです。

④クラック補修(ひび割れ)

奥山様のお宅は23年間未塗装ということもありひび割れが無数に入っていました。これをまずはコーキングにて補修していきました。

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施工前のひび割れの状態です。全面にこのようのひびが入っていました。左官工事にてVカットして補修するという事も案としてありましたが、このやり方だと補修痕も目立ってしまう為、コーキング処理を選択しました。

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コーキング補修をした後の写真です。大分メーター数がありましたが、ひびを埋めていきました。

⑤開口部の養生

窓や玄関ドアにペンキが付かない様にビニールを貼っていきます。この工程をしてしますと窓が開けられなくなってしまうので、家に方には大分ご迷惑をおかけしました。ただ、エアコンは使えますし、開け閉めする窓やドアがあれば開閉できるように養生しますので言って下さいね!窓は締め切りの状態は2~3日続きます。たまに工事中ずーっと窓が開けられないと思っている方もいらっしゃいますが、養生してから塗装が塗りおわるまでの期間の2~3日です。足場が解体するまで開けられないという事はありませんのでご安心下さい。ただ、夜風が吹くとカサカサっというビニールがなびく音が気になる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

⑥下地調整剤(パーフェクトサーフ)1回目塗布

養生が終わりましたらようやく壁の塗装に入ります。足場を組んでから4日目から5日目の作業になります。

通常の塗装の場合下地調整剤は一回ですが、奥山様のお宅はひび割れが多かったので2回塗っていきました。ここの下地調整剤を1回で済ますか2回塗るかでも業者によって変わってきますので、ひび割れの多いお宅様はよーく業者さんと相談して下さいね。

また、今回使用した下地剤はパーフェクトサーフという日本ペイントの下地材を使用していきました。この下地材はモチモチしているので細かいひび割れにも追従し埋めてくれます。なのでモルタルの外壁によく使用していきます。これを2回塗装すれば安心です。

マストホームズ静岡は日本ペイントの塗料を推奨しております。なぜかというと長い時間を経ても傷みが少ないからです。最近いろいろな高機能で長持ちすると言われる塗料が出てきましたが、経験上長持ちすると言っていてももたない塗料をたくさんみてきました。実際に使用し経過を見て本当に良いなと思う塗料をおススメしているのもマストホームズ静岡の特徴です。少し話がそれました!すみません。

図20

なんとなくモチモチしてる感じが伝わりますかね?

⑦下地調整剤(パーフェクトサーフ)2回目塗布

このモチモチ下地剤をもう一回塗布していきます。ひび割れ痕も大分目立つことなく仕上がりました。塗装は仕上げ材も大事ですが、同じくらい下地処理が大切になってきます。

図21

⑧仕上げ塗料(ファインシリコンフレッシュ)1回目塗布

このファインシリコンフレッシュという塗料は油性のシリコン塗料になり大分長持ちする塗料(高対候性塗料)になります。この塗料を選ばれる方は日のあたりが良い立地に立っているお宅や、長持ちさせたいという方が選ばれる塗料です。奥山様のお宅もほんとに日のあたりが良く一日中陽が当たっているので今回の塗料を選定されました。

シリコンというと長持ちするというイメージを持っている方は多くいらっしゃると思いますが、シリコンにもランクがありまして、簡単にいうとシリコンがどれだけ入っているかという含有量と、水性か油性かというところがあります。含有量というのはシリコンがどれだけ入っているかという事です。シリコンが多ければ長持ちし、シリコンが少なければ長持ちしません。また、水性と油性はマジックが分かりやすいと思いますが、油性のマジックは手につくとなかなかとれませんが、水性の塗料はすぐにとれますよね。そういった違いがあります。ただ、実際にもつかもたないかは実際に経過をみないとわからないというのが本音ですね。こういった点からもマストホームズ静岡は実際にもつ塗料を提案させていただいております!!

図22

⑨仕上げ塗料(ファインシリコンフレッシュ)2回目塗布

この高対候性塗料を2回塗っていきます。油性の塗膜が2回重なりますので油膜が張りツルツルしている感じに仕上がります。この工程で外壁に関しては終了になります。

図23

⑩屋根塗装塗装

奥山様のお宅はセメント瓦でしたので、セメント瓦専用の塗料を使用していきました。

DSC_2329 図24

     施工前の状態です。             洗浄後の状態です。

⑪屋根下地調整材塗布

図25

写真の左が施工前で、右が下地剤塗装後です。洗浄をかけ終わると瓦の塗膜が取れスカスカの状態になります。スポンジのような状態ななので、下地を造るために下地調整剤を塗りこんでいきます。

⑫ 仕上げ塗料塗布(SAN瓦Xトップ)1回目

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写真右が一回目を塗布した状態です。艶がでていますね。

⑬仕上げ塗料塗布(SAN瓦Xトップ)2回目

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2回目の塗装で終了です。屋根も油性のシリコンなので油膜がつくので、雨が降ってもツルツル流れていってました。

⑭板金工事

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上記の写真は、破風といわれる箇所の木部が大分劣化している写真です。切妻をいう屋根の形しているお宅は、破風板という写真のような木部があります。この破風板が年数経つと写真の様な痛みが出てきます。この状態にペンキを塗ってもすぐに剥がれてしまいます。なぜかというと雨水がしみ込んでおり、その雨水のしみ込んだところに塗装をかけると、しみ込んでいた水分が蒸発し、上の塗膜を押し上げ剥がれてきてしまいます。塗った時は当然綺麗なのですが早ければ2年~3年経つと剥がれてしまいます。こういう状態になるとお施主様にもご迷惑おかけしてしまいますので、板金を巻く工事をお薦めしています!!

板金とは、ガルバリウム鋼板という錆びにくい鉄板を傷んだ木に巻いていく工事で、上から被せていきますので長持ちしますし、当然ペンキが剥がれて見にくくなることもないので、おススメです。

施工写真を見てください。

図31 図30 図29 図28

このように施工するのも、先々までお付き合いを考えご提案させて頂いています。

⑮木部塗装 下地剤錆止め塗布

図15 図14

小庇や鼻隠しにプライマーを塗布していきます。これは下地を整える効果があるのと、上塗りを乗せる為の接着剤の役割を果たしています。

⑯木部塗装 上塗り

図17 図16

上塗りをして完成になります。

完成です!!

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8月という暑い時期ということもあり施主様にご迷惑をおかけしましたが、無事に工事が終わりました。雨が連日重なることもあり、少し工期が延びてしまいましたが仕上がりに施主様も満足して頂けました!お客様からのコメントです。「想像以上の仕上がりでとても満足しています。見積から、打ち合わせ、工事期間中、常に、詳細な説明をして頂き、一度も不安に思ったことはありませんでした。こちらの要望に全て答えて頂き心から感謝しています」このような本当に嬉しいアンケートを頂きました。

奥山様はゆくゆく玄関交換の工事も検討されており、その時も相談させてと声をかけて頂きました。マストホームズ静岡は外壁塗装工事はもちろん、内装に外構工事、お風呂交換やトイレ高官など、家を建てる以外は何でも行っていますので、気になることがあれば声をかけてください。見積だけになっても構いません。

終わりに

今回は奥山様の外壁屋根塗装工事、板金工事の詳細を書かせて頂きました。これからも今回の板金工事などのような特殊な工事がありましたら、載せていきますのでよろしくお願い致します。

今回協力して下さった奥山様。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。次回は一年後の定期点検でお伺い致します。

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