トイレ交換 排水芯移動工事
こんにちは!マストホームズ静岡の田中です。
今回は、とあるお家でトイレの交換工事をさせて頂きました。
このお家では、少しめずらしい『排水芯の移動工事』が必要となりましたので、ご紹介をさせて頂きます。
そもそも排水芯とは?
トイレ交換の際に最も注意するべきが、この排水芯です。
排水芯とは、文字通り排水溝の中心のことですが、工事用語としての排水芯は、【トイレの後ろにある壁からトイレの排水口までの距離】のことを指します。つまり床の排水口の位置が壁からどのくらいの距離にあるかということを示した数値になります。例えば『排水芯200mm』というと壁から排水口の中心が20㎝のところにあるということになります。
排水芯の移動工事が必要となるケース
1995年以降の新築の方は、ほとんどが200mm芯に固定されていますのでトイレを交換する際にもまた200mm芯のトイレの中から気に入ったものを選べば排水口を移動させる必要はありません。
しかし、それ以前に建てたお家に関しては、排水芯が300だったり540だったりとバラバラです。排水口の位置が合わないと当然トイレは使えませんので既存の排水芯と同じ排水芯のトイレを選ぶ必要がありますが、現在販売されているトイレのほどんどが、200mm芯に統一されてしまっているため、つけたいなと思ったトイレのほとんどが排水芯の移動をよぎなくされます。
排水芯の移動がいらないリフォームトイレ
しかし、今販売されているトイレでも排水芯を移動させなくてもつけらるものも当然ですがあります。
それは、床の排水口を移動せず、トイレ本体の中で排水芯を移動させられるタイプのことです。
例えば今回施工させて頂いたお家はもともとが540mm芯でしたので、排水芯200mm~540mm対応というリフォームトイレを選択すると内部で自由に排水口を移動させて問題なく施工できます。
しかし、リフォームトイレは普通の200mm芯のトイレに比べて少し割高だったり、トイレのシルエットがもっさりとしているため、このお家では不採用となりました。
自分で排水芯の位置を調べるには
排水芯の位置を調べる方法は2つありますが、ここではメジャー(スケール)などを使わず、インターネット経由で調べる方法を紹介します。
まず、トイレの左下に品番のようなものが載っているシールがありますで、その品番を控えます。
シールの位置は下のイラストの赤い丸あたりにあるはずです。
例えばこのお家ではシールに『C-18S』と記載されていますのでこの品番と排水芯で検索、つまり【C-18S 排水芯】で検索して頂ければ今使っている排水芯が出てきます。
これが、一般の方が一番簡単に排水芯を調べる方法だと思います。
今回の施工前、施工後
ちなみに今回のお家の施工前、施工後です。
壁紙や床のクッションフロアも交換したため、とってもおしゃれになりました。
弊社は、静岡県中部(静岡市、焼津市、藤枝市、島田市、吉田町)や静岡県東部(富士市、富士宮市、沼津市)で外壁塗装や各種リフォームをおこなっています。
気になった方は、是非ご連絡ください。
今回は、最後までご覧頂きありがとうございました。