薄型スレート屋根は要注意!!
こんにちは!!マストホームズ静岡 富士支店の清です。今回は薄型スレート屋根(カラーベストやコロニアルと言われる)の事をお話します。一般的に薄型スレート屋根は塗装が必要な屋根材で塗装される方が多いですが劣化状態が酷く塗装出来ない薄型スレート屋根が多々、存在します。築15年前後で塗装出来ないぐらい酷く劣化している屋根とはアスベスト(石綿)の規制直後に販売されていた一部の商品です。アスベストが含まれていない為、劣化症状が経年劣化で見られる劣化では無く層間剥離や欠落、無数のひび割れ、触るとボロボロ取れる屋根など経年劣化と違う傷みが見られます。屋根塗装をする際は必ず屋根の劣化状況を目視で確認しましょう!!そして適切な改修工事をして下さい。
屋根塗装する際は・・・
①建築図面を見て屋根材の仕様が何か確認しましょう。(屋根の商品名が記載していない場合も有ります)
②屋根の劣化状態を目視で確認し塗装出来る状態か否かを見極めよう!!(見極められる業者に依頼しましょう)
③適切な施工内容・施工金額で大切な財産を守ろう!!
不具合が報告されている屋根材
①ニチハ パミール 1996年~2008年 販売期間12年弱(2020年現在で築12年~24年)
②松下電工 レサス 1999年~2003年 販売期3年弱(2020年現在で築17年~20年)
③クボタ コロニアルNEO 2001年~不明 (2020年現在で ~築19年)
その他にも多数有るとの事ですが私が施工した事の有る薄型屋根材です。上記の販売開始年数から築12年~24年のお宅は一度、屋根を点検する事をオススメ致します。
塗装出来ない屋根材の劣化写真
層間剥離
層間剥離
触るとボロボロ落ちる(溶ける)
ひび割れ
欠落
最後に・・・
上記の内容は必ずしも正解では有りません。上記の商品であっても製造年数や立地条件、築年数によって塗装可能の状態の屋根も有ります。私がお伝えしたい事は薄型スレート屋根を塗装する際は信用の出来る業者に屋根を点検して頂くのが重要だと思います。塗装で有れば大きさ使用塗料によりますが20万~と金額的にも安価で済みますがカバー工法や葺き替えは100万以上掛かる場合が多いです。(大きさや商品によります)金額的な問題も有りますが大切な財産で有る住宅を守る為に現状の状態やお客様の将来設計と照らし合わせて検討・施工する事が大切だと思います。薄型スレート屋根の塗装をお考えの方はマストホームズ静岡にご相談下さい。プロが劣化状況を確認し適切な提案を致します。富士市・富士宮市・沼津市の東部地区にお住まいの方は富士支店に静岡市などの中部地区にお住まいの方は本店にお問い合わせ下さい。