静岡県内塗装シーズンとその理由
こんにちは!!マストホームズ静岡 富士支店の清です。
春と言えば塗装シーズンです。塗装シーズンとくればマストホームズ静岡の出番です(笑) 。
お客様から、
「塗装の一番良い時期は!?」
と聞かれることがあります。
私からの回答は、「春」か「秋」です。とお答えします。
なぜか?
- 気温
- 湿度
- 降水量
塗装工事が春・秋に人気なのは何故か??私なりに調べて見ました。
塗装メーカーの注意点から見える特徴
まず、各塗料メーカーのカタログ(仕様書)を見ると気温5℃以下もしくは湿度85%以上の場合は塗装を避けて下さい。と記載されています。
気温や湿度に関しては各メーカー上記の事しか記載されていません。
そこで『静岡県の気温と湿度』を調べました。もちろん、雨が降ったら施工は出来ませんので降水量も合わせて調べました。
上記が静岡県の1981年~2010年までの平均になります。
静岡県内塗装施工経験者からのコメント
①一日の中で最低気温、最高気温など差異が有りますが平均気温での見解をさせて頂きます。
②暦の上ではなく、個人的に春は3月~5月、梅雨は6月、夏は7月~9月、秋は10月11月、冬は12月~2月という感じです。
③塗装屋なので経験を基に見解をしています。
季節毎に気温・湿度・降水量を見てどの季節が塗装シーズンなのか?塗装してはいけない季節があるのか?季節毎に問題が有るのか?など私の見解を踏まえて書かせて頂きます。
静岡県の冬(12月~2月)
上記のグラフから見ると平均気温が5℃以下の月は有りませんので気温的に静岡県の冬(12月~2月)の寒い時期でも塗装工事が出来るという事になります。
・・・しかし・・・
最低気温を見ると12月・1月は5℃以下になっています。
5℃以下は塗装には不向きじゃあ無いの・・・!?
おっしゃる通りで12月・1月は最低気温が5℃以下と温暖な静岡県でも寒くなります。しかし作業をするのは日中です。恐らく、5℃以下になるのは真夜中から朝方にかけて太陽が出ていない時だと思います。
なので最低気温が5℃以下の12月・1月でも静岡県では施工が可能です!!
降水量も12月~2月が断トツで少ないので雨の日が少ないと言えます。湿度も冬は乾燥していますので85%以上になる事は無いかと思います。気温・降水量・湿度の視点から見て塗装工事には問題が無いです。
しかし、冬は寒いのは確かです。
作業は問題なく出来ますが職人や現場管理での注意点はかなり有ります。
冬(寒い時)の注意点です。
- 屋根に夜露や霜が降りていて乾くまで屋根が塗装出来ない。
- 乾きが遅く次の工程に進めない
- 窓ガラスの結露が冊子をつたって乾燥前の塗膜に跡を付ける。
- 塗料が硬化する前に温度が下がると塗料の艶引けが起こる。。
などなど・・・品質と仕上りを良くするには季節的に問題が無くでも職人と現場管理があって最高の仕事が出来るのです
静岡の夏(7月~9月)
静岡県の夏は良く涼しいと言われますがやっぱり夏は暑いです(笑)平均気温も22℃~27℃ 最高気温は30℃を超えます!!昨今は地球温暖化が原因!?で更に気温が上昇気味です。夏は5℃未満になる事は無いので気温的には問題有りません。ただ・・・暑いだけ(笑)
降水量は比較的に高いです。6月の梅雨時期が292mmに比べて7月~9月の平均降水量は273mmと雨が多いのが解ります。降水量が多ければ雨の日が多いと言えます。
湿度に関しても相対湿度が76と高めです。平均が85%と言う事は無いので工事が出来ないという事は有りませんが日によっては85%を超える日があると思います。
塗料メーカーが推奨している気温・湿度共にクリアしていますので問題なく塗装工事は出来ますが夏は降水量が多く雨の日が多い事と湿度が85%を超える日が有るという事になります。
施工は出来ますが夏の注意点は有ります。
夏は暑いので他の季節と比べると施工する職人が大変です。
冬は寒いですが服を着れば温かいですし動けば体が温まります。
しかし夏は暑い・・・裸になる訳にいきませんし(笑)
汗もかくので熱中症も問題です。
昨今では扇風機が内蔵されている作業着を着ている職人もいますがやっぱり暑いみたいです。
夏は暑さが一番の敵です!!
お施主様に関しては暑くても施工中、エアコンは使用できますし問題ないとは思います。
夏のお客様からいただく不安の声
夏は暑いから施工したくないと言うお客様がいますがエアコンが有れば問題有りません。
暑いのは職人だと思います・・・夏は気温が高い為、塗装してもすぐ乾燥するので施工期間も他の季節の比べても短期間で完了するケースが多いです。
しかし、気温が高く乾燥が早いが故に希釈シンナー量や水の希釈量を増やしてペンキを薄めて施工する可能性が有ります。
希釈量は各塗料メーカーのカタログ(仕様書)に記載されています。希釈量は幅が有ります。
『〇%~△%』といった様に必ず幅が有ります。希釈量が規定量より多いとペンキの濃度が薄くなり品質が低下します。塗料の乾燥が早いが故に希釈量を増やし塗りやすくするのです。
その結果、品質が下がります。弊社は希釈量を徹底して守っております。
夏の施工でも安心して下さい。
生活する部屋にエアコンが付いて施工期間を短くしたい方には夏がオススメです。
静岡の春(3月~5月)
静岡県に春の平均気温は10℃~19℃です。とても過ごしやすい気温です。過ごしやすいという事は外作業の職人にとっては施工しやすいという事にもなりますしお施主様にとってもエアコンを付けたり、暖房器具を使用しなくて済むので生活しやすい共言えます。
降水量に関しても212mmと年間平均193mmと変わらない数値になっていますので雨が多いとも少ないとも言えないと思います。
湿度に関しては相対湿度64%と通年平均67%に比べてもやや少ないです。
上記から気温・湿度・降水量の観点から見ると全てが平均です。暑くも寒くもなく雨が多くも少なくもなく湿度も高い訳でも低い訳でも有りませんので通常の生活を送っている中で塗装工事は施工しますので施主様も職人も双方にとって良い季節と言えます。・・・だから人気が有る季節なんです!!
春は私的『塗装シーズン』に認定します!!(笑)
静岡の秋(10月11月)
静岡の秋の気温は14℃~19℃です。秋も春同様に過ごしやすい気温です。最低気温が5℃以下になる事も有りませんので気温的なところでは塗装工事に最適です。
降水量に関しては166mmと年間平均193mmに比べてもやや少なめです。降水量が少ないと言えば、雨の日が少ないとも言えますので工期短縮になります。
湿度的には68%なので年間平均67%とほぼ同じ降水量になるので雨量は平均です。
やはり春同様に気温・湿度・降水量の全てで平均でした。
秋も私的『塗装シーズン』認定です。!!(笑)(笑)
春と秋に関しては特に季節的な注意点は有りません。春は花粉・・・黄砂・・・秋は台風・・・くらいでしょうか?
静岡の梅雨(6月)
私的に春夏秋冬と季節を表しますが後1つ季語を足して良いと言われたら6月の梅雨です。なので春夏秋冬と6月の梅雨でお話の続きをさせて頂きます。
静岡の6月の平均気温は22℃です。過ごしやすいとは言えません。私的に20℃超えたら暑いになります。・・・いかがでしょうか?(笑) カラカラの湿度の低い20℃は暑くないですが・・・
6月の静岡の湿度は77%と年間で一番高いです。それはそうですよね・・・雨の日が多いので仕方がないですよね。という事で・・・
降水量はなんと292mmと年間を通じて一番多い!!
6月は湿度・降水量共に年間で一番という事になりました。塗装工事は雨では出来ませんので工期がどうしても長くなる場合が有ります。しかし6月でも毎日雨が降る訳でも有りませんので上手くいけば通常通りの施工日数で完了します。
つまり6月の施工でも運が良ければ通常通り2週間で完了するっていう事です。6月は運次第です。 (((uдu*)ゥンゥン なんちゃって(笑)
『最後に・・・・』
最後まで読んで頂き有難う御座いました。何となく読んで頂けると塗装工事のベストな時期は・・・わかりましたか?
塗装工事は天気が絶対です。
雨では施工出来ません。
塗料メーカー的には気温5℃未満、湿度85%以上の時は施工を避けて下さいとカタログに記載されています。
気温・湿度・降水量のどれを見ても、どの季節でも静岡県は塗装工事を施工出来ます。
それが今回の答えですがその中でもベストなシーズンはと聞かれれば春と秋ですとお伝えします。
春と秋は依頼主のお施主様、施工する職人の双方にとってベストな季節だと思います。塗装工事をお考えの方は今です!!
最後に・・・(part2)季節も大切ですがベストシーズンに施工しても施工する職人、現場管理、施工会社の考え次第で良くも悪くもなります。
塗装工事の出来= 季節 + 材料 + 職人 + 会社 + 現場管理
です。私は、塗装工事の出来(お客様の満足)は上記の式だと思っています。全ての項目が高得点でなければ感動を与えられる工事は出来ません。全てで高得点が取れるように日々、模索して努力していきたいと思っています。塗装工事のご相談・お見積りはマストホームズ静岡にお願い致します。有難う御座いました。