外壁の張り替え

こんにちはマストホームズ静岡の笹本です。
外壁塗装をするお客様は1度は考えると思いますし、新築を建てる方も気になるのが、外壁のメンテナンスが不要な外壁についてだと思います。今回は外壁のメンテナンスについて書いていきたいと思います。

外壁に使える素材でメンテナンスフリーの材料を探している人も多いかと思いますが、まず最初に結論からお伝えするとメンテナンスフリーの素材はありません。

お家を建てる時にメンテナンスフリーの外壁と説明を受けた方もいるかと思いますので無いと答えるとおかしいと思う方もいらっしゃると思いますが、業界では、外壁や屋根で大掛かりな修繕時期を延ばすことができる材料や工法を説明するときに「メンテナンスフリー」という言葉を使ってしまっているのでこのような誤解が生まれてしまっている現状です。

しかし、長く使える外壁素材は存在します。塗装や補修といった外壁メンテナンスの手間が省ける素材をここからは紹介します。

現在の技術では、メンテナンスフリーの外壁素材は実現していませんので、どれほど高耐久で長寿命の素材であっても10年や20年単位で補修や塗装が必要です。

メンテナンスフリーが実現していない理由として、外壁素材には有機成分 が含まれていることが影響しています。

有機成分とは、生物が作り出す、カビの栄養となる成分です。一般的には炭素が含まれる物質が有機成分に分類されます。一方で、無機成分とはガラスや陶器などの有機成分以外を指します。

外壁素材の多くは表面に塗装をしなくてはすぐに劣化してしまいます。しかし、塗料には有機成分が含まれているためカビも生えやすく、痛みやすいのです。そうなってくると、有機成分など使わずに、無機成分だけで塗料を作ってはどうかと考えるかもしれません。
しかし、無機成分だけで塗料を作ると問題点が出てきてしまいます。外壁は常に小さな揺れや地震などの大きな揺れなどで動いています。ですので、外壁の塗料はある程度の柔軟性、ようは柔らかさが必要になるのです。よってガラスの繊維などの無機成分だけで塗料を作ってしまうと、硬すぎてすぐに割れてしまい、せっかく塗装をしたとしても塗膜はすぐにダメになってしまいます。

その他に塗装をしない外壁素材であれば無機成分のみで作ることも可能です。よく使われる外壁素材ではレンガやタイルが当てはまります。
しかし、タイル外壁にしても接着剤や目地部分は劣化していきます。このため定期的にメンテナンスが必要なのです。

メンテナンスフリーに近い外壁素材は何種類かあります。先程触れたレンガやタイルの他に樹脂サイディングなどです。

粘土や石を約1,300度の高温で焼いた外壁素材が「タイル」です。
メリットは、サイディングやモルタルといった他の外壁素材と比べて高耐久である点です。タイルは傷がつきにくく汚れや水にも強いです。寿命は25〜30年程度と長いですが、7〜10年おきに目地の補修を行うことが望ましいです。

デメリットは、非常に値段が高いという所になります。メンテナンス費用は安いですが、初期費用の価格はモルタルやサイディングに比べて2〜3倍の材料費が必要です。
タイルはメンテナンスフリーに最も近い外壁素材ではありますが、価格が高すぎるため新築時の予算にかなり余裕がある人向けといえるでしょう。

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂で作られたサイディングボードです。サイディング素材のなかで最も耐久性が高いですが、費用は高額となります。
メリットはタイルよりも費用が安い点です。サイディング素材としては高価な樹脂系サイディングですが、タイルと比較すると半額程度の費用で済むので魅力的ではあります。

デメリットは工事難易度が高い点です。樹脂系サイディングは海外ではよく使われているのですが、日本ではデザイン性に乏しいため、実績がほとんどなく、適切な工事ができる業者がかぎられます。

材料さえあれば施行はして貰えるのですが、工事ができない業者に依頼してしまうと本来の性能を発揮できず、メンテナンス頻度が高くなる可能性もあります。

樹脂系サイディングは、タイルが高価すぎて予算的に厳しいけれど高耐久素材を使いたい人には向いています。

ここまでは、新築時の想定で書いてきましたが、メンテナンスの時に外壁の張り替えなどを計画されていく方もいると思います。

張り替えをお考えになって実際に営業の方にお話を聞いていくと、半永久的に…などの魅力的な言葉が出てきたりする事がよくあります。
半永久…この言葉に魅力を感じて工事に踏み切ることが多いかと思いますが、よく考えてみてください。どんな優れたものでも形あるものはいずれ劣化し壊れてしまうと言われたら何となくですが分かるかと思います。

手前でお話した通り永久にメンテナンスの必要の無い外壁材は現状存在しません。費用がかかるメンテナンスを適切な時期に行えば、長く維持できる!これが正しい言葉かと思います。

外壁リフォームも張り替えや重ね張りをしたところで、そのサイディングの塗膜が劣化すれば塗り替えが必要となります。

その事を頭に入れて考えた上で、張り替えと重ね張りのメリット、デメリットをご紹介していきたいと思います。

外壁を張り替えた場合、その外壁材が劣化してきたらまた定期的な塗り替えが必要にはなります。
重ね張りは、既存の外壁材の上に新しい外壁材を重ねる方法です。重ね張りのメリットとしては、外壁が2重になり断熱性・遮音性が2倍になります、などと説明している業者が多いです。

サイディングの大手メーカーでも、重ね張りについて断熱性は塗り替えよりも約4割、遮音性は塗り替えに比べて約10dB静かに、耐震性は約1.5倍アップだが保証値ではない、耐火性は安心感が2倍になると言っています。

劣化した外壁の上に新しい外壁を重ねるのは、廃材が出ないので環境に優しいというメリットはあります。しかし、基本的にはお家を建てる時など、建造物は重さを考えて設計していますので、側面や上面などにあとから元々の想定よりも大きな重さが加わるのは家への負担が大きくなり、耐震性の観点から見ると不安な面があるかと思います。

張り替えや重ね張りをご検討されるお家は外壁の痛みが大きい場合が多いかと思います。実際の所その状態にきているお家ですと外壁の内部を痛めてしまっている場合が多くあります。
ですので金額的には高くなってしまいますが1度既存の外壁材を剥がして内部の状態を確認出来る張り替えの方がおすすめな場合が多いかと思います。

特に痛みが激しくない場合で、外壁のイメージを変えたいと言う方にも張り替えがいいかも知れませんが、張り替える必要がない場合には塗り替えがやはり経済的で良いかと思います。

このように外壁のメンテナンスには様々な方法がありますので、費用や目的などにより方法を考えていかれるのがいいと思います。

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