シーリング材選びの必要性!!

こんにちは!!マストホームズ静岡 富士支店の清です。10月も下旬になり気温もグッと下がってきました。季節の変わり目は体調を崩すので気を付けて下さい。今年も後2か月とわずかです。1年は早いものです。

今回のテーマはマストホームズ静岡の拘りでも有りますシーリング材とその工事に関してお話したいと思います。シーリング材とはサイデイングボードやALC(軽量気泡コンクリート)、PC(プレキャストコンクリート)などの隙間に充填されている弾力性のあるゴム材を言います。住宅の塗装工事で最も大切な防水工事です。シーリング材は住宅の一次防水と言われます。二次防水は外壁材の裏に貼られている防水シートを言います。シーリング材が劣化して隙間から雨水が浸入してもすぐに雨漏れや不具合が起こらないのは二次防水の防水シートが貼って有るからです。しかし防水シートにも貼り方や寿命が有りますので防水シートが有るから大丈夫!!と100%の安心は出来ません。(新築時の手抜きにより防水シートが貼られていなかったり破れていたり、貼り方が間違っていたり、壁内結露や熱劣化で傷んでいたりと・・・)と様々な理由が有ります。私の考えですが人間が製品を作り、人間が施工する事なので絶対は無いと思います。

そこで注目して頂きたいのがシーリング材です。一次防水で有るシーリング材がしっかり役目を果たしていれば外壁から雨水が浸入する可能性は低いという事です。

そこでマストホームズ静岡はシーリング材に拘っています。

拘り① 高耐候オートンイクシードを全現場で使用しております。

このシーリング材はオート化学工業株式会社のオートンイクシード(商品名)と言います。通常の外壁塗装で使用されるシーリング材はゴムの様に柔らかくする為に『可塑剤』という成分が配合されています。年月が経つにつれ、配合されていた可塑剤が流出し、シーリング材が硬くなってしまいます。そうなってしまうともはやシーリング材の役目を果たさないのです。オートンイクシードはオート化学工業が独自開発した《LSポリマー》を配合することにより可塑剤を使わなくても柔らかさを実現しております。これにより流出する成分が無い為、長期的に柔らかさを維持する事ができます。

結果サンシャインウェザーメーターという試験機にて6000時間(30年相当)かけてもクラックがほとんどなく、劣化が見られませんでした。これにより長期的に性能が維持できることが証明されております。一般的なシーリング材は2000時間(10年相当)でクラックが多く見られました。

シーリング材を柔らかくする為には可塑剤を使用しますが可塑剤を使用したシーリング材は可塑剤の移行が有る為、上塗りした塗料にタック(ベタつき)を起こして空気中の汚れが付着してしまいます。その結果、黒色の筋が出来ます。(ブリード現象)また塗料を上塗りしなくても可塑剤が流出する為、シーリング材自体の耐候性が長くは続きません。

オートンイクシード長期間、【性能】【美観】を維持できるシーリング材なのです。

最後に昨今は高耐久、高耐候の塗料が多く出回っています。しかし、シーリング材の耐久性、耐候性が低い材料を使用したら意味が有りません。私の考えですが塗料選びは勿論ですがシーリング材選びをして下さい。勿論、会社選びも大切です。

✖ 塗料の耐久年数 > シーリングの耐久年数 はやめよう!!

最高級の塗料を使用してもシーリング材が通常のシーリングで有ればシーリング材が先に傷み、塗料の期待耐久年数より前に足場を組みシーリング工事をしなければなりません。工事費用(メンテナンス費用)が高くなります。

✖ 外壁塗料の耐久年数 > 屋根塗料の耐久年数 はやめよう!!

外壁材に比べ屋根材は1.5倍以上傷みが早いと言われています。想像がつくと思いますが紫外線の照射量、照射時間が外壁と屋根では圧倒的に違います。外壁と屋根塗装が必要なお宅は外壁塗料に比べ屋根塗料は最低でも同じランクの塗料、理想は外壁塗料のより上のランクの塗料を選びましょう。

 

拘り② 上塗りする塗料の色の近似色のイクシード(シーリング材)を使用しています。

新築の外壁と違い改修(リフォーム)工事の塗装は違います。

サイディングのお宅に関して言えば、新築はレンガ調や木目調などの意匠性の高いサイディングを貼ってシーリングを最後に充填して完成です。多彩色のサイディングなので少しシーリングの色が違っても違和感は有りませんし、サイディングの色彩に合わせてサイディングメーカーがシーリング材の色の指定が有りますので合わないはずが有りません。

しかし、再塗装の場合は一般的にシーリング工事をして塗装をするのが普通です。ここで起こるのがシーリング上の塗料の塗膜の割れです。原因はシーリング材の柔らかさと塗料の柔らかさの違いです。サイディングは毎日、温度や湿度の変化に伴い膨張と収縮を繰り返しています。シーリング材がそれらをつなぎ止めながら動きを吸収するクッションの役割を担っています。日中はサイディングが膨張する為シーリング材は縮みます。夜間はサイディングが収縮する為シーリング材は伸びます。このムーブメントによりシーリング材の上の塗膜は割れます。

マストホームズでは施工完了後1年・3年・5年・7年・10年と定期点検を行っていますがシーリング上の塗膜の割れの現場を見ます。正直、硬さが違うモノが重なり引っ張られたら硬くて薄い方が割れます。しかし、見た目が良くないのは事実ですし・・・何とかならないものか・・・と思考錯誤しました。新築の時の様に塗装した後にシーリング工事をしましたが塗料と全く同じ色にならない為、見栄えが悪い・・・そこで辿り着いたのが

塗料と全く同じ色にはなりませんが近似色のシーリング材を使用してから塗装をする事でした。塗料と近似色のシーリング材でシーリング工事をして塗料を塗るとメリットが有ります。

①塗膜が割れても目立ちにくいので意匠性としては美観を維持出来る!

②新築時の様にシーリングの上に塗膜が無い場合に比べて塗膜が有る事で紫外線が直接シーリングにあたらないのでシーリング自体の耐候性が上がる!!

③サイデイングもシーリング材も仕上りは同じ色なので見栄えがいい!!!

※施工側の意見ですが補修や手直しなど作業性も良いので手間は掛かりますがお客様、施工側にとって双方に良い結果だと思っています。

最後にマストホームズ静岡のシーリング施工に関しての拘りは高耐候のイクシードを全てのお客様宅で使用し、塗料の色とシーリングの色を合わせる事で施工後の美観を長期に渡り保つ事です。そして笑顔で施工後のお客様とお会い出来る事を誇りに日々、奮闘しております。

ご相談・お見積りはマストホームズ静岡 富士支店にお願いします。

地域密着で誠心誠意対応させて頂きます。

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