塗装工事の手順について

こんにちは!!マストホームズ静岡の田中です。ついに静岡も梅雨に入り、塗装店としては工事が進まず、お客様にもご迷惑がかかる嫌な季節になってしまいました!しかし、品質は落とさずしっかりと施工していければと思っています!!

さて、今回は初めて塗装工事をされるであろう方に、塗装工事の一般的な手順についてご説明したいと思います。塗装工事を決断するにあたって『工事金額』に目が行きがちですが、工事金額は工事の手順の多さや方法によって大きく変わります。ですので、本来なら工事手順をしっかりと把握して頂き、相見積もりを取る際には工事項目が同じなのかどうかも見定める必要があります。例えば、塗装工事は外壁に対して3回塗りをするのが標準的な工事ですが、これを2回塗りでおしまいにすることも可能ですし、実際によくある話です。私達も塗料の種類によっては2回塗りを行うこともありますし、一概に少ないと悪いわけではありませんが、例えば同じ商品(塗料)を使用しても、塗りの回数が違えば、金額に差が出てくるのは当然です。2回塗り(薄く塗る)であれば耐久性は落ちますが、安くできます。しかし、安さだけをみて同じ塗料だしと安易に決めてしまうのはとても危険です。同じ名称の工程でも内容が異なるばいがありますので注意した下さい。このようなことがありますので、工事の手順についてご理解頂ければと思います。

それではまず初めの工程としては足場組み立てになります。鉄のパイプをたくさん組み立てて職人の作業台を作ります。見た目はジャングルジムのようにお家を囲んで立てていきます。その後、養生シート(灰色や青、緑のメッシュシート)を足場の周りにかけていきます。見積上では、『足場架け払い』と表記されていることが多く、最初に組んで最後に崩す費用が一緒になっています。相場としては、1㎡あたり500円から1200円とかなり業者によって金額に差があるように感じます。特に後に残るものではなく、組んで崩すものですので、安いに越したことはないかと思います。

足場が立ったら次は外壁の洗浄作業になります。これは、長年溜まった外壁のホコリやコケなどの汚れを高圧の水で洗い落としていく作業になります。汚れたままでは塗料の密着が悪くなるため、必須の工程になりますが、30坪から40坪のお家の外壁を洗うとなるとだいたい半日で作業が終了となります。外壁が濡れてしまうのでその日はそれで終わって帰ることが多いです。しかし、最近は静岡では、バイオ洗浄が流行ってきています。これは、薬液を洗浄の水に混入し、泡だてて散布し、汚れを浮かしてからさらにもう一度高圧洗浄をするという方法です。少なくとも2回はお家周りを洗浄することになりますので、手間はかかりますが、とても外壁が綺麗になるので、採用している塗装店も多くなってきています。冒頭にお伝えした、同じ名称の工事でも違いが出てくるのがこの辺りです。ちなみに価格帯としては、1㎡あたり高圧水洗のみであれば、100円から150円、バイオ洗浄+高圧水洗であれば200円から250円ほどかと思います。

次に行う工程は、お家の外壁の種類にも異なりますが、静岡県ではサイディングボードという外壁材を使用したお家がとても多いため、サイディングボードを基準にお話させて頂くと、シーリング作業を行うことになります。

シーリング作業は、サイディングボードとサイディングボードの間にもともと入っているシーリング材が劣化しているのでそれを補修する作業になります。ここは、シーリングの直す方法と使用するシーリング材の種類で金額が変わります。

まず直す方法の種類からお伝えすると、部分補修、増し打ち、打ち替えと3種類あります。部分補修は、その名の通り全てのシーリングを直すのではなく、部分的に直していく方法になります。例えば最近相見積であったのは、日当たりが良く、劣化が顕著な西面と南面のみシーリングを直し、北面と東面は手をつけないというものがありました。理にかなった方法ではありますが、できれば全て補修したに越したことはありません。

次に増し打ちですが、これは、現在入っているシーリング材の上から新しいシーリング材を足す工法になります。古いシーリング材を撤去するわけではないので、耐久性は劣りますが、撤去して打ち替える工法に比べると半額くらいになりますのでリーズナブルです。

最後に古いシーリング材を撤去し、新しいシーリング材を入れ直す、打ち替え工事ですが、これがほぼ基本工事になります。ほとんどの業者がほとんどのお家にこの提案を行います。他の工法と違い、古い部分を全て撤去しますので耐久性は一番いい方法になります。

工法の違いでの金額差は部分補修に関しては見積箇所により全く異なるためお伝えできませんが、増し打ちであれば1mあたり400円から600円、打ち替えであれば900円から1200円が相場かと思います。

シーリング材の種類に関しても様々な業者さんの見積を見てきましたが、次の3種類のうちのどれかかと思います。1つがウレタンシーリング、2つ目が変成シリコンシーリング、3つ目が無可塑剤ウレタンシーリングです。中でも最新の無可塑剤シーリングは、耐久年数がおよそ30年おなっており、一回打ち替えれば当分の間シーリングが痛むことはありませんのでとてもコスパがいいシーリング材かと思います。有名な無可塑剤シーリングの材料名としては、オート化学工業の『オートンイクシード』という商品です。金額差に関しては、上記のように1mあたりで出てくることが多いため、分かりづらいですが、感覚では1mあたり100円くらい違うかと思います。

足場組み立て、外壁洗浄、シーリング工事が終わったらいよいよ塗装作業ですが、まずは、ビニールを使ってペンキがついて欲しくない所にマスキングをしていきます。マスキングは、窓や玄関ドア、勝手口、全ての土間、雨どいや瓦など様々な箇所に行うため、大人2人がかりで丸一日かかることが多いです。ですので、金額としては3万円から5万えんが相場かと思います。

塗装作業は、弊社では基本的に3回塗りを行います。4回塗りを基本にされている塗装店もありますが、塗料のカタログにメーカー側が推奨する『標準塗装仕様』という項目があり、それに沿った塗り回数が一番良いかと思いますのでご確認をして頂ければと思います。

基本的には標準塗装仕様は3回塗りが多いため、3回塗りを基準にご説明すると、1回目は下地調整材を塗装します。シーラーやプライマー、サーフェイサー、フィラーなど外壁の種類に応じた下地調整材を選択しますのでお家により異なります。サイディングボードでは、シーラーかサーフェイサーが多く、モルタル壁ではフィラー、トタンのような鋼板にはプライマーを選択するのが一般的です。価格はだいたい500円前後かと思います。

2回目、3回目はお施主様が選択した塗料を2回通り塗装します。現在は主にシリコン樹脂塗料を選択される方が最も多いのでシリコン樹脂塗料であれば価格は2回塗りで2000円から2500円くらいだと思います。

塗装が終了したらマスキングに使用したビニールを全て取り、雨どいや雨戸、戸袋、破風、鼻隠し、水切り、換気フード、クーラーホースカバーなどの付帯塗装を行います。よくわからないワードがあるかと思いますが、簡単にいえば、壁以外の塗れる所を全て塗っていく作業になります。上記の他にも郵便受けポストなども塗装可能な素材であれば塗装していきます。これもお家により塗装箇所にかなり差がありますので金額も8万円から20万円とかなり幅があります。

その後、足場を解体して塗装工事が全て終了となります。

もちろん足場を解体する前に仕上がりのチェックを行ったり、足場を解体した後、周りの清掃を行いますが、それは工事の工程としては省かせて頂きました。

以上が塗装工事の全ての流れになります。外壁の種類や大きさ、使用する塗料の種類によって工法が多少変わりますのでそこは、依頼する塗装店にしっかりと聞いて頂きたいと思います。

冒頭にご説明した通り、塗装工事の金額は使用する塗料の違いや塗装工程の違いで同じお家でもかなり金額が違います。しかも厄介なことに、塗料は全く同じものを使うよう全ての相見積を合わせることは可能ですが、工法は同じに見えて違ったり、その塗装店のこだわりが邪魔をして同じものがでてきづらかったりします。塗装店としては他社との違いを出したいと考えているので塗料で違いを出せないなら工法か金額で出す他ないため、仕方ない話ですが….

そのため、お客様としては、金額の違いが会社の利益の取り方の違いなのか工事工法の違いによるものなのかがわからないため腑に落ちないことが多くなると思います。かといって金額に重きを置きすぎると工事内容がお施主様の知らないところで薄くなってしまったりしますので注意が必要です。

結論としては、相見積をすることは大切ですが、知識がない方が知識がほしくて相見積をしたところで混乱するだけです。そのような状態になるお客様をたくさん見てきていますのでこれは言い切れます。ですので、信頼できるお知り合いの塗装店や話している中で信頼できる担当がいる塗装店に工事をお願いすることが一番のおすすめかと思います。

以上、今回は長い文章になりましたが、最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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