外壁の繋ぎ目、コーキングについて

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  こんにちは。マストホームズ静岡の笹本です。今回は外壁を塗装する理由の1つではあるのに、以外と軽視されがちなコーキングについて書いていきたいと思います。

 外壁塗装をしていく時に、先々のメンテナンスを考えて耐久年数の長い塗料を選ばれる方が多いと思います。

そのようなニーズに合わせて従来よりも、耐久年数の長い塗料が低コストで販売されてきているのが現状です。それでもまだまだ耐久年数の長い塗料自体は高いのですが、作業費や足場などの費用は変わらない為に全体の費用で考えると長い塗料の方がお得に感じるかと思います。
 
その時に重要になってくるのがコーキング(シーリングとも呼ばれます)になります。塗り替えの時に、サイディングボードやALCなど、継ぎ目に充填されているコーキングは外部からの雨水の浸入を防いだり、地震などの揺れの際にサイディングボード自体の接触などを防ぎ、破損しないようクッション材のような役割を担っています。その他にも、サイディングボードは気温の寒暖によって膨張と収縮を繰り返しているのですが、外壁に追随することによって雨水の浸入を防いでくれています。このような役割を担っているコーキングは住宅にとって凄く重要な部分となっています。
 
ただ、このコーキング材はお住まいの立地の条件や環境によって早いと3年程度で劣化が始まってしまうこともあり、外壁の塗料よりも早く寿命が来てしまう事が多いです。
先程ご紹介した通り住宅にとっては非常に重要な部分になりますので、放置しておくわけにはいかない部分ですので、いくら耐久性の高い塗料を塗ってもコーキング部分から雨水の侵入を許してしまうのでは意味がありません。ですのでここだけ直してあげる必要性が出てきてしまいコーキング材を打ち替えるという工事が必要になります。
コーキング材を打ち替える場合の費用は塗装程高くは無いのですが、足場を再度組む必要性がでてきてしまい、そちらの費用のが高くついてしまうので決して簡単に出来る工事ではありません。
 
 ここまで読んだ方で、高い耐久性能の塗料を選んだとしても、結局また足場を組必要がある為意味が無いんじゃないか?と思われた方も少なくないと思います。これから塗装を考えている方の大体の人は「塗装=ペンキ」と頭にあると思いますので、コーキングのことなど気にされない場合が多いと思います。塗装屋さんで見積もりをしてもらっても、コーキングはお任せで選ばれてしまっていると思います。しかし、ペンキに沢山の種類があるように、コーキングにも耐久性や色など様々な種類があるのです。なので耐久性の高い塗料で外壁を塗装するのでしたら、コーキングもそれに合わせて選んでいくべきだと思います。
 
 『コーキングの種類』
 コーキングには主にアクリル系、ウレタン系、シリコン系の3つに部類することができます。それぞれ特徴や耐久性が違う為、外壁塗装を行う場合はどのコーキング材を使用するのか業者に確認しましょう。
「アクリル系」
アクリル系はコーキング材のなかでもっとも安いコーキングになります。その分性能は他のコーキング材よりも劣っていて、肉痩せしやすく、べたついてしまったり、黒ずんでしまい目立ってしまう場合もあります。また耐久年数も5年ほどとなります。
「ウレタン系」
 ウレタン系は硬化後の弾力性が強いので環境の変化にも強く、アクリル系と比べると優れたコーキング材と言えます。また、非汚染性にも優れているのが特徴となり長時間経過しても汚染されにくいのが長所となっています。しかし、紫外線での劣化が激しいため環境によって耐久年数も5年から10年と大きく差が出てしまいます。
「シリコン系」
  シリコン系は耐熱性、耐候性ともに高く、柔軟性もあるため、現在もっともよく使われているコーキング材です。耐久性も問題なく、10年ほどは持つと考えていいと思います。
 
主要なコーキングは以上の3種類ですが、これだと塗料の耐久年数を考えた時に少し心許無く感じる方が多いかと思います。
(実際はコーキングの上に塗料が被るパターンもある為この目安より長持ちする可能性があります。)
「オートン」
現在20年以上の耐久性がある塗料もある為それに追随される形で開発されたのが、2016年9月に発売された「オートンイクシード」で、このコーキングは耐久年数20年以上と言われています。このようなコーキングを使用していく事により、足場を何度も建てて無駄な出費をすること無く、外壁のメンテナンスサイクルを合わせる事が出来ます。
 
ここで疑問に思うのが、何故従来のコーキングの耐久性より大幅に持ちがいいのか…?です。
 
従来のコーキング(輪ゴムなどにも)には、柔らかくする為に可塑剤(かそざい)というものが入っており、この可塑剤が紫外線や雨、気温の変化などにより分離していってしまいます。これがコーキングが劣化してしまう大きな原因です。
 
この現象はブリードと言い、可塑剤が分離したコーキング材は柔軟性や弾力性が失われてボロボロになってしまいます。
それに対してオートンイクシードは可塑剤の代わりにLSポリマーが配合されています。このLSポリマーは可塑剤とは異なり分離して流出しないので柔軟性や弾力性が長期間維持することが出来ます。
 
外壁に使うコーキングにはこの柔軟性と弾力性は非常に重要なポイントになり、外壁の強度とコーキングの接着力、その強度の釣り合いが取れないと以下のような事がおこってしまいます。
例えば
⑴外壁の強度よりコーキングの接着力が優っていてコーキングの伸び率が悪い場合などは外壁が引っ張られて破壊されてしまいます。
 
⑵外壁の強度が強く、またコーキングの伸び率が接着力より強かった場合などは、外壁とコーキングの接着面から剥がれてしまう可能性があります。
 
⑶外壁の強度とコーキングの接着力が伸び率よりも優っている場合は、コーキングの真ん中きら破断してしまう可能性があります。
 
このように殆どの場合普通のコーキングだと劣化によりバランスが崩れて不具合に繋がってしまいます。
その点でもオートンイクシードなどのコーキングは接着力と耐久性が高いのでおすすめとなります。
 
 1mあたりの単価は高くなってしまいますが、せっかく良い塗料で外壁を塗られるのですから、次のメンテナンスまでのサイクルを考えると、このようなコーキングで施工していく方が結果的に安上がりな結果になります。
 
   最後にコーキングを施工していくにあたって重要なことがもう1つあります。それはコーキングの接着面が、2面なのか3面なのかでコーキングの持ちに影響してしまいます。パッと聞いていると3面接着のが良いと思われがちですが、外壁は地震や気温による外壁自体の収縮など、絶えず動いています。外壁の継ぎ目の目地もそれに合わせて細くなったり太くなったりしています。その目地の動きについていけないと、コーキングは亀裂が入ったり剥離してしまったりします。横の動きには伸び縮みして強いコーキングですが、3面接着になっていて1面が固定されてしまうと裂けやすくなってしまいます。この違いを考えてコーキングを施工する事により建物の寿命が変わります。ですので、コンクリートなどの動きの少ない外壁を除いては、施工するの前に確認して施工してもらうようにしましょう。
 
以上コーキングについて書かせて頂いたのですがいかがでしたか?あまり重要に感じないコーキングですが、外壁と同じく色々な注意点や特徴があります。外壁塗装はお家を建ててからそう何度もやることの無い工事ですので、初めて経験される方のが多いと思います。やってから後悔をしないよう、些細な所でもしっかりと調べる事により、満足のいく工事が出来ることに繋がると思いますのでよく調べて施工していくと良いと思います。
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