外塀専用塗料IPヨウヘキコートとは?
お世話になります。マストホームズ静岡の小西です。ここ近本当に暑くなってきています!!私も営業活動していると服にズボンに汗がしたたり、何とも言えない不快感におそわれながらもがんばっております。先日声をかけた方に「おにいちゃん暑い中お疲れ様!これ飲んできな!」なんてコーヒーを頂きました。お客様でもないのにこんな対応をしていただき本当に生き返りました。感謝です。職人も休憩とスポーツドリンクを小まめにとり頑張っています。皆様も暑さ対策をしてこの暑さを乗り切りましょう!!
さて今回取り上げるテーマは外塀専用塗料の「IPヨウヘキコート」についてです。このテーマを取り上げたのは、工事をしているとお客様に何か余っている塗料ない?と言われたので、何塗るんですか?と尋ねると、「この外塀を塗りたいんだよ」言われました。みてみるとこのような外塀でした。
写真の通りブロックの外塀ですね。
これが年数経ちよごれてきたから塗装して綺麗にしようとされていました。
これを聞き、この外塀に外壁に塗っている塗料を塗るとはがれてしまいますよとお伝えしました。
このような出来事があったんですね。
このお客様もそうですが、これぐらいだったら余ったペンキで塗ってしまっても大丈夫だろうと考える方はおおくいらっしゃると思いますが、やはり何を塗るかで使用する塗料の選定が変わってきます。例えば今回のようなブロックむき出しの外塀に外壁用の塗料を塗った場合には、すぐにべりべりと剥がれてきてしまいます。せっかく綺麗になったと思ったら剥がれてきたなくなってしまったら嫌ですよね?こういった失敗をされないように今回は外塀に適した塗料を紹介していきたいと思います。
外塀専用塗料「IPヨウヘキコート」
私たちマストホームズ静岡では、外塀に対してインターナショナルペイントのIPヨウヘキコートを推奨しています!!
詳しくお伝えしていきますが、ブロックやお家の基礎などはコンクリートでできていることが多いですよね。コンクリートは雨などの水分をはきだしますので、このコンクリートに外壁用などの塗料を塗ってしまうと水分が閉じこめられてしまいます。その結果、はきだされる水分が塗膜を押し上げ、塗膨らんできます。これが進むと塗膜が剥がれ見るも無残な姿になってしまうのです。こうなってしまうと、一度塗った塗料を剥がしていくだけでも、ものすごく労力がかかります。こういう失敗をするのも大事なことだとは思いますがね・・
IPヨウヘキコートの特徴
このIPヨウヘキコートどんな塗料なのかお伝えしていきたいと思います。
①高耐久・高耐候性
無機系を主体とした石の幕を形成しますので、通気性に優れ膨れや剥がれを起こさせないような材料になっています。また、無機質顔料ですので、長期的に見ても退色が少ないので、耐候性に優れて言います。
②低汚染性
一般的な塗料と違い、塗装後の塗膜表面のベタツキがありませんので、汚染物質をよせつけません。また無機質系塗膜を形成しますので、雨などで汚れを洗い流してくれますので綺麗な状態を保てます。(まったく汚れが無くなるわけではありません)
③防かび防藻性
特殊な塗膜構造設計により長期にわたり建物の美観を大きく害する、コケやカビ、藻などの発生を強力にガードしていきます。
④簡単施工
施工が大変と思われている方も多いと思いますが、一般の方でも簡単に行える施工内容になっています。速乾タイプなので一日2度塗りが可能です。
⑤安全無公害・水系塗料
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆認定で揮発性有機化合物(VOC)放散量が極めて少ない低VOC設計ですので、塗装後の環境汚染がありません。また、人と地球にやさしく室内汚染にかかわるものとして厚生労働省が認定した13品目の全てを配合していません。
用途
コンクリート生地仕上げ部・住宅基礎面・コンクリートブロックなど
擁壁や住宅の基礎、コンクリートブロックは内側からの水分が多く、その影響で膨れや剥がれが発生しやすく、塗装することが困難な箇所だとされています。このIPヨウヘキコートは素地とも密着に優れ、石垣構造の無機系主体の通湿型塗膜を形成するため、膨れや剥がれの心配がありません。塗膜は特殊なUV抑制効果などにより耐候性に優れ、自然な仕上がりを長期的に保持していきます。細かい骨材が入っていて一般的な水性塗料に比べてもリッチな仕上がりになります。
色は標準色ライトグレー、グレー、アイボリーの3色が設定されています。ただマストホームズでは、もっと色にこだわりを持つ方用に調色(好みの色をつくる)も受けたわ待っています。
施工上の注意点
使用する前によーく攪拌して混ぜてください。骨材や色味に偏りが出てしまいます。
シーラーと上塗りは混合したり、道具を共用しないで下さい。
湿度の高いときや気温んが5℃以下の環境では塗装ができません。
施工の手順
まず高圧の洗浄で、汚れやこけカビを取り除いていきます。皆さんの外塀もそうだと思いますが、結構コケなどが付いていると。これがしっかり取り除けていないと剥離などの原因となってしまいます。ホームセンターなどにも高圧の洗浄機が売っていますので、そういったものやブラシをかけ念入れに汚れを除去していってください。またしっかり乾燥させましょう。
次にIPヨウヘキコート専用のIP含有シーラーを塗布していきます。このシーラーは下地に塗料がしっかり塗装できるようにするとても大事な意味がありますので、この工程はしっかりと守っていってください。この工程を省くと塗膜の剥がれや膨らむ原因となります。
次にIPヨウヘキコートの中塗りを行います。中毛ウーローラーで塗装していきます。中塗りが終わって後に3時間は乾燥させてください。
次にIPヨウヘキコートの上塗りを行います。中塗りと同じく中毛ウーローラーで塗装していきます。これで施工は終わりになります。
施工後の写真です。
色に関しては奥様がこだわったホワイト色をチョイスしました。外壁の色もホワイトにしましたが、同じ色にみえて実物は少し違います。奥様の思ったイメージにしあがったそうで私たちも一安心です。
外塀の内側です。施工するときは鉢植えなどの物品を施主様に移動して頂きました。また大事にされているものは家に中にいれていただきました。いれていただきました。塗料がついたり傷つけてはいけませんからね。ご協力ありがとうございました。
施工前の写真です。どうしても長い年月が経つとこのような状態になってしいまいます。このお宅様は定期的に清掃などもされていたそうですが、すぐにこのような状態になってしまうとのことでした。
施工後の写真です。家全体が明るくなった感じがします。色もホワイト系でしたので、外壁ともなじみとても良い仕上がりになりました。ご近所の方からも綺麗になったねと言っていただき、私も満足のいく仕上がりとなりました。
最後に
いかがでしたか?今回は外塀の塗装について紹介していきましたが、参考になったでしょうか。紹介した通りご自分で施工していくのにも施工しやすいのでお勧めですが、やはり自分でやるのは時間もないという方もいらっしゃると思いますので、そういったかたは是非マストホームズ静岡に相談して下さい。
今後もウッドデッキなどの木に塗装する塗料や、ガルバリウムに塗装する塗料など、どんどんご紹介していきますのでよかったらまた見てくださいね。ありがとうございました!!