ファインシリコンフレッシュ駿河区工事【せこ画像付】

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お世話になります。マストホームズ静岡の小西です。今回は前回紹介した駿河区T様の工事を紹介していきたいと思います。

前回は足場組までの工程紹介でしたのでその続きから照会していきたいと思います。

ファインシリコンリフレッシュ工程

以下に工程やそれぞれのポイントを解説しております。

バイオ洗浄

次にバイオ洗浄という油分やコケ、カビを除去する洗浄をしていきます。この洗浄をしない塗装屋さんもありますが、前回塗装から大分経つという事もあり長年積み重なってきた汚れ(油分、コケ、カビ、植栽の種など)を落とす為には必要な工程になります。なぜかというとこのような汚れを取らずに塗っていくとゆくゆく取れ切らなかった汚れが悪さをして、上の塗膜を傷めるからです。

高圧洗浄

高圧洗浄は御存じの方も多いと思いますが、壁を水道水で洗い流していきます。この時の水道水はお客様のものを使用させて頂きます。 洗剤(バイオ洗浄)で洗って、水で洗い流すといったお茶碗を洗うようなイメージで外壁屋根をキレイにしていきます。ただ気を付けなければいけないのが、ひび割れが大きい箇所には洗浄を当てすぎてはいけません!!家の中にしみてしまうことがあるからです。

クラック補修(ひび割れ)

T様のお宅は35年経つということもありひび割れが無数に入っていました。これをまずはコーキングにて補修していきました。

施工前のひび割れの状態です。全面にこのようのひびが入っていました。左官工事にてVカットして補修するという事も案としてありましたが、このやり方だと補修痕も目立ってしまう為、コーキング処理を選択しました。

コーキング補修をした後の写真です。大分メーター数がありましたが、ひびを埋めていきました。

開口部の養生

窓や玄関ドアにペンキが付かない様にビニールを貼っていきます。この工程をしてしますと窓が開けられなくなってしまうので、家に方には大分ご迷惑をおかけしました。ただ、エアコンは使えますし、開け閉めする窓やドアがあれば開閉できるように養生しますので言って下さいね!窓は締め切りの状態は2~3日続きます。たまに工事中ずーっと窓が開けられないと思っている方もいらっしゃいますが、養生してから塗装が塗りおわるまでの期間の2~3日です。足場が解体するまで開けられないという事はありませんのでご安心下さい。ただ、夜風が吹くとカサカサっというビニールがなびく音が気になる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

下地調整剤(パーフェクトサーフ)1回目塗布

養生が終わりましたらようやく壁の塗装に入ります。足場を組んでから4日目から5日目の作業になります。 通常の塗装の場合下地調整剤は一回ですが、T様のお宅はひび割れが多かったので2回塗っていきました。ここの下地調整剤を1回で済ますか2回塗るかでも業者によって変わってきますので、ひび割れの多いお宅様はよーく業者さんと相談して下さいね。 また、今回使用した下地剤はパーフェクトサーフという日本ペイントの下地材を使用していきました。この下地材はモチモチしているので細かいひび割れにも追従し埋めてくれます。なのでモルタルの外壁によく使用していきます。これを2回塗装すれば安心です。 マストホームズ静岡は日本ペイントの塗料を推奨しております。なぜかというと長い時間を経ても傷みが少ないからです。最近いろいろな高機能で長持ちすると言われる塗料が出てきましたが、経験上長持ちすると言っていてももたない塗料をたくさんみてきました。実際に使用し経過を見て本当に良いなと思う塗料をおススメしているのもマストホームズ静岡の特徴です。

なんとなくモチモチしてる感じが伝わりますかね?

下地調整剤(パーフェクトサーフ)2回目塗布

このモチモチ下地剤をもう一回塗布していきます。ひび割れ痕も大分目立つことなく仕上がりました。塗装は仕上げ材も大事ですが、同じくらい下地処理が大切になってきます。

仕上げ塗料1回目塗布

このファインシリコンフレッシュという塗料は油性のシリコン塗料になり大分長持ちする塗料(高対候性塗料)になります。この塗料を選ばれる方は日のあたりが良い立地に立っているお宅や、長持ちさせたいという方が選ばれる塗料です。奥山様のお宅もほんとに日のあたりが良く一日中陽が当たっているので今回の塗料を選定されました。 シリコンというと長持ちするというイメージを持っている方は多くいらっしゃると思いますが、シリコンにもランクがありまして、簡単にいうとシリコンがどれだけ入っているかという含有量と、水性か油性かというところがあります。含有量というのはシリコンがどれだけ入っているかという事です。シリコンが多ければ長持ちし、シリコンが少なければ長持ちしません。また、水性と油性はマジックが分かりやすいと思いますが、油性のマジックは手につくとなかなかとれませんが、水性の塗料はすぐにとれますよね。そういった違いがあります。ただ、実際にもつかもたないかは実際に経過をみないとわからないというのが本音ですね。こういった点からもマストホームズ静岡は実際にもつ塗料を提案させていただいております!!

仕上げ塗料2回目塗布

この高対候性塗料を2回塗っていきます。油性の塗膜が2回重なりますので油膜が張りツルツルしている感じに仕上がります。この工程で外壁に関しては終了になります。

板金工事

上記の写真は、破風といわれる箇所の木部が大分劣化している写真です。切妻をいう屋根の形しているお宅は、破風板という写真のような木部があります。この破風板が年数経つと写真の様な痛みが出てきます。この状態にペンキを塗ってもすぐに剥がれてしまいます。なぜかというと雨水がしみ込んでおり、その雨水のしみ込んだところに塗装をかけると、しみ込んでいた水分が蒸発し、上の塗膜を押し上げ剥がれてきてしまいます。塗った時は当然綺麗なのですが早ければ2年~3年経つと剥がれてしまいます。こういう状態になるとお施主様にもご迷惑おかけしてしまいますので、板金を巻く工事をお薦めしています!! 板金とは、ガルバリウム鋼板という錆びにくい鉄板を傷んだ木に巻いていく工事で、上から被せていきますので長持ちしますし、当然ペンキが剥がれて見にくくなることもないので、おススメです。 施工写真を見てください。

このように施工するのも、先々までお付き合いを考えご提案させて頂いています。

木部塗装下地剤錆止め塗布

小庇や鼻隠しにプライマーを塗布していきます。これは下地を整える効果があるのと、上塗りを乗せる為の接着剤の役割を果たしています。

木部塗装上塗り

上塗りをして完成になります。

この木部のファインSIの特徴も紹介しておきたいと思います。

ファインSIの特徴

①現場にこれはまず一本欲しいという塗料です。というかこれがあれば安心という塗料です。 ②高耐候性(耐候性1種の性能)日本ペイントの特殊処理技術を組み合わせた高耐候性シリコン系塗料により優れた耐久性を実現した塗料です。 ③抜群の作業性・多目的用途 かぶり(隠蔽性)がよく塗装時の発泡がなく、抜群のぬりやすさです。すばやく乾燥するので冬場の施工にも安心です。また、各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)鉄部、FRP,硬質塩ビ部などの塗替えに幅広く適用できます。 ④弾性仕様 外壁のひび割れに追従でき、各種弾性形塗料の塗替えに適応できます。 ⑤防藻・防カビ性 藻・カビの発生を抑え、建物の美観と清潔な環境をまもります。 ⑥ターペン可溶 弱溶剤系であるため臭気がマイルドでさまざまな下地に塗装できます。 ⑦低汚染性 親水化技術により外壁の美観を損なう雨垂れ、汚染から建物をまもり美しさを長持ちさせます。 ⑧浸透性 透湿性が高い為結露から建物をまもります。 ⑨環境にやさしい 鉛などの重金属を配合していません。もちろんホルムアルデヒド・クロルピリホスも配合していません。

このような特徴のある長持ちタイプの塗料を選定していきました。つやも程よく出る塗料で塗っていて気持ちのよい塗料です。

⑰屋根瓦の漆喰を点検していきました

屋根の瓦と瓦の隙間を埋める白い色をしている粘土っぽいものを漆喰といいますがこれを補修していきました。漆喰はとても頑丈でお城の外壁などにも使用されているものになりますが、何らかの原因で漆喰も割れたり劣化することがあります。例えば、瓦自体がズレ漆喰も一緒に動き剥がれてしまったとか、もともと弱っていた漆喰が台風などの強風や暴風雨で剥がれてしまった、もともと施工不良で早期に剥がれてしまったなどがあげられます。 屋根の漆喰は特に重要で、このような劣化が進んでしまうと、雨漏れの原因をつくってしまったり、実際に漆喰の劣化部分から雨漏れしてしまったり、割れた漆喰が軒樋に落ちそれが樋につまり雨樋を詰まらせる原因になったりもします。このようなことになり、このなかでも実際に雨漏れしてしまうと大がかりな補修工事が必要になってきてしまうので、屋根を点検する際は漆喰をまずチェックしますし、できれば漆喰を定期的に点検することをおススメしています。そうすれば大きな費用もかかりませんし、部分的な補修で済みます。また見栄えも変わってきます。瓦はしっかりしたこだわりの瓦がのっているのに、漆喰はボロボロですと見栄えも悪くなってしまいます。補修する必要性があるから補修するのですが、見栄えもかわってきますので、定期的な上塗りをおススメしています。

⑱雨樋の点検をしていきました

今回施工していきましたT様もそうですが、リフォーム工事は築年数が経っているお宅様の工事が多く、築20から40年経つ家の塗装工事をよくさせていただきます。その際に施主様から、「年数経つから塗装ではなく、雨樋を交換した方がいいのではないか」という会話をすることがよくでます。確かに年数経てば経年劣化でなんでも傷んできます。

このお宅様は築35年経っており地元も大工さんで建てられたお宅様でした。今までに外壁・屋根ともに10年周期で塗装はしていたそうです。ご主人様も建設関係のお仕事をされている方で、工事前から雨樋を交換した方がよいのではないかという話は出ていました。また仕事関係の方からも雨樋は築20年経てば交換したほうがよいとアドバイスを受けていたそうです。 施主様が気にされていた内容としては、 ①雨が降ると雨樋同士をつなぐジョイントからぽたぽたと雨が垂れてくる。 ②新築時から比べると雨樋がねじれたり歪んだりし変形してきた。 ③日の当たる面の樋が色褪せしてきた。 ④樋を支える金具も緩んできた 以上のような傷みが気になっていたそうです。

雨樋にもいろいろな種類の樋があり、一番普及している素材の雨樋は塩化ビニール樹脂で出来ているものが主流となっています。他にも銅で出来ているもの、ステンレスでできているものなど様々です。ちなみにT様のお宅で使用されていた雨樋は塩化ビニールでできており、10年も経つと色褪せしてくる樋になります。ただ見る限り色褪せはあるものの22年もたっているとは思えない状態で、割れたりしているところもないですし、①の雨水がポタポタ垂れてくるという症状も、原因としては落ち葉や砂ぼこりが溜まったことが原因でしたので、検討した結果今回は塗装で仕上げることとなりました。 通常の塩化ビニールの樋は丸のものが主流で、確かに、このタイプの樋は形状が丸なので歪みや変形が見られやすい特徴があります。ひどくなると塗装だけでは済まず交換した方がよいケースも出てきます。交換となると金額も塗装の何倍もかかってきてしまいますので、劣化がひどくなるまえの塗装をおすすめします。目安としては10年周期で塗っていれば樋交換は必要ないと思います。また交換が必要になるケースでも、全てを交換しなくてもよいケースがほとんどです。割れてしまったら、その部分だけ交換することも可能です。 以前に塗装をさせて頂いたお客様から聞いた話ですが、樋を直してほしいと業者に頼んだら年数がたっているから全て交換したほうがよいと提案されたそうです。みてみると部分的な交換は必要でしたが日の当たらない面などは全くといってよいほど傷んでおらず交換の必要がありませんでした。このようなこともありますので、樋を交換するかどうかはまず信用のおける業者さんの現場をみていただいて、交換する範囲を見極めていただいたほうが良いと思います。マストホームズ静岡では、樋に関係する工事もおこなっていますので、悩んでいる方がいらっしゃいましたら気軽にご連絡ください!!

最後に

今回はT様の工事をご紹介していきました。内装工事や特殊な工事などまたいろいろなお宅様の工事を紹介していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

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