外装木部の塗装について
こんにちは!マストホームズ静岡、外装劣化診断士の工藤です!今回は外装工事での、木部塗装についてお話をさせて頂きます。
今回、何故、木部塗装についてお話をさせて頂くかと言いますと、間違った知識で外装の木部の塗装をしてしまうと、後の不具合が起こりやすく、直すのに大きな費用がかかってしまうことがあるからです。 今回のブログを読んで頂き、木部塗装に関して正しい知識を身につけて頂けたら幸いです。
1.木部の特徴
まず、木部は通常の外装の塗装とは異なります。 木は調湿機能を備えている為、外の湿度の関係により、湿気を吸いたり噴いたりする特徴があります。 簡潔にお伝えすると、木は呼吸をする為、木の呼吸を妨げないような塗装をする必要があるのです。
木部の剥がれ
このように、木の表面に膜をつけてしまうような塗装をしてしまうと、塗装が剥がれる危険性があります。
2.木部に適した塗装とは
では、木部にはどのような塗装をすれば良いのでしょうか? 1つの方法として、防腐剤と言われる、木部に染み込んでいくタイプの塗装が適していると言えます。浸透タイプや、ステイン系塗料とも言われます。 マストホームズ静岡でも、基本的に木部の塗装には防腐剤を使用しています。 つい先日も、木部の塗装を防腐剤で施工させて頂きましたので、写真を見て頂ければと思います。
施工前
キシラデコール 塗装1回目
キシラデコール塗装2回目
使用塗料 キシラデコール(大阪ガスケミカル)
キシラデコールの他にも、ガードラッグアクア(和信化学工業)等も、弊社ではよく使用させて頂いております。
3.外装木部の塗装頻度について
最後に、外装木部の塗装頻度についてお伝えします。 基本的に木部は劣化が早い為、3年〜5年前後で塗り替える事をオススメします。 通常の外壁や屋根の塗装の場合は10年前後で塗装をする方が多いと思いますが、木部に関しては早いサイクルでのメンテナンスが必要になりますので、注意が必要です。 木部は塗装を吸い込んでしまう性質がありますので、汚れや傷みが酷くなってからでは、性能の良い塗料を使用してもキレイに仕上がりません。 表面にささくれやヒビが入っている場合は早めにメンテナンスの段取りをされる事をオススメします。
いかがでしたでしょうか? 今回は外装木部塗装についてお話をさせて頂きました。 マストホームズ静岡では、外壁、屋根塗装をメインに、外装木部、内装木部の塗装も多く施工させて頂いておりますので、住宅の木部に劣化が見られる方は、是非ご相談頂ければと思います。
静岡市駿河区、清水区、葵区、富士市での対応も可能となっております。住宅のことで気になることがある方は是非お気軽にご相談下さい。