霧除けケーカル板工事実例画像【静岡】
こんにちは!!マストホームズ静岡の小西です!今回紹介させて頂く工事は、ちょっとした大工工事をご紹介させていただきます。
今回施工させて頂いたお宅様は、以前に外壁塗装と軒裏張り替え工事をさせていただいた方の実家の家です。
施工した家に行くたびに自分の家の軒裏もやったほうがいいのではないかと思われていたそうで、ご紹介していただき工事させていただくこととなりました。
施工前の画像
施工前の写真です。
皆さま、庇や霧除けはご存知あるでしょうか。
庇(ひさし)や霧除けがいったいどういうものであるか正しく理解できているでしょうか?
庇とは?
庇とは窓などの開口部の上に付いている小さな屋根のことを言います。
霧除けもこれと同じです。
但し、大きな庇は一般的に霧除けとは呼びません。
例えば、縁側の上にあるような庇を霧除けとは呼ばないのです。
窓の上にある45㎝から60cmぐらいの出っ張りものでちょっとした雨が吹き込まないようにできているのが庇です。
このお宅様でもこれを撤去してしまいたいという話もありましたが、つけおくことになりました。
霧除け施工を行うメリット
依頼をすると何が違うのか?について解説していきます。
小雨なら窓を開けても大丈夫
庇(霧除け)の代表的なメリットの1つが、雨対策。
窓のすぐ上に庇があることで、窓を開けていても小雨程度であれば十分に防いでくれます。
室内で過ごしていて知らないうちに降っていた雨を防いでくれるのは助かりますね。
但し、風を伴う雨は斜め方向から室内へ吹き込んでしまいますから、過度な期待は持てません。
直射日光を防ぐことができる
庇(霧除け)のもう1つの代表的なメリットは日差し対策です。
室内へ入る直射日光をある程度は防いでくれますので、重宝します。
室内における多少の体感温度の違いもありますが、もう1つ直射日光を防ぐことによるメリットがあります。
直射日光が当たる箇所は痛みやすいですが、それを和らげてくれるのです。
また、窓際に座っていたら日焼けすることもありますが、陰にしてくれますから日焼け防止効果もありますね。
また、外部に簾(すだれ)や葦簀(よしず)を使用することで、より日光を遮ることができます。
これにより、以下のような長所があります。
- 室内温度の調整にも役立ちます
- エアコンの使用を減らせることも可能です。
- 電気代を抑えるメリットも出てきます。
- 室内で遮光カーテンを利用するよりも外部で日差しを遮る方が効果的です。
外壁の汚れ防止になる
窓枠の下のコーナー部分から染みが垂れているのを見たことありませんか?
サッシ周りの汚れを雨水が流していき、コーナー部分に汚れとなって残ってしまうことがよくあるのです。
窓の上に庇があれば、これを緩和することができます。
窓の上だけではなく、軒や大きな庇があれば、より広範囲に外壁面を守ります。
霧除けではそれほどの効果が見込めるわけではありません。
庇(霜除け)の注意点
注意点としては、庇(霧除け)の横から雨水で汚れが流されて垂れてきた痕が残る場合があるので、その場合はたまに綺麗にしてあげる必要があります。
大きめの庇+縁側・デッキで外部とのつながりをもてる
掃き出し窓であれば庭へのアクセスがよいですが、そういった窓の上の庇を大きなものにして、且つ外にウッドデッキなどを置けば、リビングの延長として利用しやすくなります。
以上が霧除けのメリットです。
現在の住宅にはこの霧除けが付いている家が本当に少ないです。
見た目が重視されているからだと思いますが、いまご紹介したメリット面を参考にして見て下さい。
逆に霧り除けが付いていない家にも新たにつけることもできますので、ご参考までに。大分脱線しましたが、話を元に戻したいと思います。
今回の工事は、今説明した霧除けの軒裏に貼られているケーカル板という板の上張り工事です。
経年劣化が進み写真のような状態になっているお宅様をちょくちょく見かけます。結構気にされて方も多いと思います。風が強いと雨が吹き込みますので、風や雨が吹き込む通り沿いの霧除けは傷むことが多いです。また、天板や、天板と外壁の取り合いから雨漏れして傷むケースもありますので、あまり放置されないほうがいいと思います。
霜除け施工ケーカル板作業工程の流れ
工事の流れは、まずケーカル板を既存の形にあった大きさに切ってそれを上貼りしていきます。
そして、ジョイントをパテ埋めしてフラットにしていきます。
それが終わったら最後は各部を塗装していき完成です。
今回は軒裏の大工工事についてご紹介していきました。またこのような工事をご紹介していきたいと思いますのでご覧になってみてください!!