コーキング材とシーリング材の違いや意味を分かりやすく解説
こんにちは!株式会社マストホームズ静岡の田中です!
今回は、オススメのシーリング材についてお伝えしたいと思います。
シーリング材おすすめと根拠
弊社では昨年までサンライズMSIというメーカーさんのSRシールNB50という商品を使用していました。
こちらは変成シリコン系のシーリング材で世の中でもっとも多く採用されている種類のシーリング材といえます。耐久年数はおよそ10年程度といわれています。
こちらの商品は全く悪いものではなく、マニアックですが、一液型で品質のムラも少なく、現場サイドからもとても評判の良い商品です。
しかし、弊社はこちらの商品から昨年、オート化学工業のオートンイクシードというシーリング材に変更しました。理由はただ一つ、3倍近く長持ちするためです。つまり30年くらいの耐久年数をメーカー側が謳っているためです。
実際にSRシールなどの変成シリコンに比べて試験結果でも遥かに高い数値を出しています。近年、外壁の塗料の耐久年数がどんどんと上がっていくにも関わらず、シーリングはずっと10年程度のものを使用していましたが、イクシードにしたため、外壁の塗料によっては、外壁塗装も30年、シーリングも30年持つとオススメのできるようになりました。
それではなぜ、オートンイクシードが他の長持ちなのか?
それは今までシーリング材に必要不可欠だった『可塑材』のかわりに『LSポリマー』という素材を使っているというのがその理由です。
可塑材とは
可塑材とは、対象の物体を柔らかくするために必要な素材でゴムやプラスチックなど私たちの身の回りのもので柔軟そうなものにはだいたい含まれているそうです。
しかし、可塑材は太陽の紫外線で抜けていってしまいます。
例えば輪ゴムを日向に置くと硬くなっていくと思いますが、それは可塑材が抜けていってしまっているためです。シーリング材もゴムみたいなもの。
可塑材が入っていますが、それがだんだんと抜けていき、最終的には硬くなってボロボロになっていきます。
LSポリマーの特徴
しかし、LSポリマーは、柔軟性を付与するのは同じでも、紫外線で抜けていきづらい物質のため、年数が経っても全体の柔らかさを保ち、素材自体が痩せることがないのです。
しかし、コニシボンドなどの超大手のメーカーとはいえないオート化学工業ですので不安に思われる方もいらっしゃるかもわかりませんのでそういう方はぜひYouTubeでイクシードと検索していただければわかりやすい会社と商品説明の動画が見れます。
以上が簡単ではありますが、オススメのシーリング材のご説明を終わります。