外壁屋根塗装工事の順番【画像付】

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こんにちは!!マストホームズ静岡の小西です。

10月後半は台風や雨の影響も深刻になる時期でもあります。

雨が続くとまったく工事が進みません!台風や雨だと外工事ができませんので職人さんも参ってしまっています。私たち営業も台風で足場が影響を受けないように台風養生といって、廻りのメッシュシートをたたみに各現場をまわっています!!雨で濡れている足場は滑るので本当にこわいです!!

前おきはこれくらいにしておいて、今回は今年の8月に工事をさせていただきました静岡市葵区の加藤様の工事を紹介していきたいと思います!

加藤様は、私たちの会社が立ち上がって間もないころに工事をさせて頂いたS様からのご紹介で工事をさせていただくこととなりました。築20年以上経っており外壁屋根ともにメンテナンスの時期には入っている状態でした。

色にもこだわりがありまして、元々全体が一色のおうちでしたが1階と2階で色分けすることになりました。これは施主様の強いこだわりがありまして、色選びには時間をかけ選定していきました。過去の現場もいろいろと見に行っていただき慎重に決定しました。

外壁塗装工事の色はどんな感じ?

施工前全体写真です。

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外壁の状態としてはこんな状態でした。

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現状の壁がモルタルの外壁になりますが、全体的に細かいひび割れが入っている状態で、雨漏れまではしていませんでしたが雨は染みている状態でした。また外壁の日の当たらない面にはコケや藻が生えている状態でした。

屋根塗装の色

次は屋根の施工前の状態です。

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全体の写真ですが、コケやカビが付いてしまっている状態でした。カラーベストは年数が経つとどの家もこのような状態になってしまいます。この症状の原因としては、新築当初の防水が太陽の光で劣化してきて雨水を吸収する状態になってしまいます。この雨水の吸収と感想を繰り返すとこのような状態になります。ヌリカエの目安は10年といわれています。

工事の流れとしてはまず足場を組みメッシュシートを貼っていきます。

次にバイオ洗浄をしていきます。

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この作業は長年の汚れを洗い流す大事な工程になります。汚れとは、排気ガス工場の煙からでる油分や、植栽の種、外壁表面の劣化した塗料です。これらが外壁に残ったままですと塗装後年数が経ったときに不具合の原因となってしまいます。なので、時間をかけバイオ洗浄していきます。

ちなみに外塀のブロックも洗浄しました!

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これはバイオ洗浄で、コケをふやかしてから高圧洗浄で吹き飛ばしました!!

ここから外壁の塗装に入っていきます。

まずは下地調整材を塗装していきます。

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今回選定した下地調整材は日本ペイントのパーフェクトサーフという材料を選定しました。この材料の特徴はモチモチしてるので、細かいひび割れはこのパーフェクトサーフで埋まってしまいます。それくらいコテコテの塗料です。ひび割れが多少大きなものでもパーフェクトサーフを2回塗れば大概のひびは埋まってしまいます。また色が真っ白くなりますので、下地をちゃんと塗ってるかもしっかり確認していただけます。

次に中塗りです。

図8

仕上げ材に選定しましたのは日本ペイントのファインシリコンフレッシュです。この塗料は大分長持ちさせたい方用の塗料になっていまして、耐久性は12~15年です。加藤様のお宅の立地条件が、日当たりがよく一日中日があたっているような環境でした。でしたので、長持ちさせたいという面と太陽が常にあたり強い壁面に仕上げたいということで今回の塗料になりました。またこの塗料は油性の塗料なので光沢感のある仕上がりとなります。この塗料のまず一回目を中塗りとして塗っていきます。

次に上塗りです。

図9

中塗りだけでもピカピカしており十分に雨を弾いてくれそうですが、これをもう一回塗装していきます。これで膜厚もつきますし、強固な壁面に仕上がりました。

このは長持ちする以外にも高機能な面を揃えていますので紹介しておきます。

①強固なシロキサン結合により、光沢低下(表面の艶がなくなってくる状態)や変色(日の当たる面の色褪せ)が極めて少なく高耐候性を発揮する塗料です。

②特殊セラミック成分による親水化技術(雨となじむ技術)が、優れた低汚染性を実現させます。

③弱溶剤系であるため臭いがマイルドで、さまざまな下地に塗装できます。

④最先端のバイオ技術で藻やコケカビの発生を制御します。

⑤塗装しているときの発泡がなく、抜群の塗りやすさがあります。素早く乾燥するので、冬場の施工にも安心です。また各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)鉄部、FRP、硬質塩ビ部等の新設、塗替えに幅広く適用できます。

以上のような特徴があります。これをみるといかに良い塗料かが分かりますよね!!!

屋根の施工に入っていきます。屋根の施工前です。

図17

このような状態でした。屋根の面積も大きく塗りごたえのある屋根でした。

まずバイオ戦場と高圧洗浄で現状の汚れをキレイさっぱり洗い流していきます。

洗浄後の写真です。

図18

ご覧にただいた通り真っ白になりました。これは汚れが取れただけでなく新築時の表面の防水層がとれたからです。この状態から塗装をかけていきます。

次に下地調整材を塗っていきます。

図13

今回使用した下地調整材は日本ペイントのファイン造膜シーラーという塗料を選定していきました。この塗料は通常の下地調整材と違い、ものが格段によくなります!!この塗料の特徴は、名前の如く膜を造るという特徴があります。カラーベストで築10年以上経つお宅は、今回の写真のような状態になっていることがほとんどで、表面の防水がなくなっているのでスポンジのように雨を吸収する状態になっています。この状態にどんなに良い塗料を塗ったとしても吸い込んでいくだけで表面に塗膜として形成されません。なので、スポンジの状態をなくすためにこのファイン造膜シーラーで新たな膜を造る必要があります。ここの判断を誤ると仕上がりが悪くなったり、耐久性にも影響が出てくるため本当に大事な選択になってきます。この塗料は値段も高い為、安い下地調整材を使用する業者もいますが、10年以上経っているお宅はこのファイン造膜シーラーをおススメします!!

ファイン造膜シーラー2回目塗布

図14

上で説明したファイン造膜シーラーの2回目の塗装です。これを2回も塗れば下地はばっちりです。仕上がるとほんと表面に膜が形成されており上に塗料が乗る感じがします。

仕上がりの目安としては飴色になったら完成です。写真ではわかりずらいですが、光が当たるとピカピカしています。イメージはべっこ飴が表面にべっとりとしているかんじです。

次に中塗りとして主材を塗っていきます。

図15

今回の塗料は外壁同様長持ち塗料を選定していきました。塗料は日本ペイントのファインUVベストです。色はこげ茶色です。この塗料も油性のシリコン塗料なので、長持ちするものになっています。

特徴を紹介しておきたいと思います。

①従来のシリコン塗料より耐UV性機能を強化、対候性がさらに向上した塗料。塗膜劣化の原因となる「紫外線」や「熱」などに対し優れた抵抗性を示します。美粧性・耐久性をより長期に持続させます。

②信用性の高い仕様を採用した塗料。日本ペイントの強固な下地調整材を使用することでぜい弱な下地に浸透し、素地を強化します。

③防藻性・防カビ性に優れた塗料。バイオ技術により、長期間にわたり藻やカビの発生を防ぎます。

④環境にも配慮した塗料。上塗り・下塗り各商品ともホルムアルデヒド・クロルピリホスは配合していない塗料です。

次に上塗りです。

図16

中塗りの塗料と同じファインUVベストをもう一度重ねて塗っていきます。なので、、今回の屋根は4回塗りしていったことになります。20年間未塗装なので、大分傷んでいましたが今回の塗装で復活しました!!仕上がりはツルツルピカピカしています!!

仕上がりの写真です!

図1 図2

ツートン色もうまくいきとてもきれいな仕上がりとなりました!施主様にも満足していただき、紹介していただいたS様にも再度お礼をさせていただきました!!

今回は外壁屋根塗装の他にも波板の交換もさせていただきました。

施工前です。

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施工後です。色は透明色です。

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最後に、、

家も大きく屋根と壁なので施工期間も長くかかってしまいました。その期間お客様にも大変迷惑をおかけしましたが無事に問題なく終わりホッとしております。今回過去のお客様からの紹介ということもあり、いつも以上に気合が入っていましたが、なによりお客さまに仕上がりを気に入っていただけたことが良かったです。

今回のようにご協力いただけるお宅様の工事をどんどん紹介していきますので、今後もよろしくお願い致します。

サイディングでも最初のメーカーによっても相談ごとに扱う色も異なりますし、当時と今では求める内容も異なりますよね。

大きな事態が発生する前にチェック。

その上でリフォームの相場も含めてご案内をさせていただくことも可能です。

自分たちの将来に不安を感じる場合には、必ずその家庭の事情に密着してご提案をさせていただきます。

価格においてもきちんとわかりやすい計算や高すぎて手が出せないということがないように工法や付帯工事等をご案内することが弊社のこだわり。

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