台風被害で屋根が破損!屋根葺き替え工事の現場のご紹介です。
こんにちは!㈱マストホームズ静岡、外装劣化診断士の工藤です。10月に入り、台風シーズンな事もあり、今回は台風被害により、屋根が破損してしまい、葺き替え工事を行ったお宅の事案をご紹介致します。
1、台風で屋根材が飛んでしまい大変なことに…
台風の被害により、屋根材(カラーベスト)が飛ばされてしまいました。近隣にも屋根材が飛び散ってしまい、車やカーポートが破損してしまい、大きな被害がありました。
2、応急処置でブルーシート設置
台風シーズンですと、屋根の作業は問い合わせが多く、材料もすぐには手配できない為、とりあえずブルーシートで応急処置を行います。
3、工事開始 屋根材の撤去
本格的な作業開始まで1か月以上かかってしまいましたが、いよいよ工事が始まります。
まず、既存の残っている既存の屋根材を撤去していきます。
4、屋根下地の確認
屋根材を撤去すると、屋根材の下地の木材(野地板)に傷みが見られました。長い期間屋根の防水が弱った状態が続くと、下地の野地板が水を吸い、劣化してしまいますので注意が必要です。
野地板を踏むと木がへこむ状態です。強く踏むと穴が空きそうです。
5、屋根下地補修
古い傷んだ野地板のままだと屋根の設置が出来ない為、新しい野地板を上貼りしていきます。
6、防水シート設置
続いて、新しい野地板の上に防水シートを貼り付けていきます。
7、屋根材設置準備
屋根材を固定する、下地の木柱を設置します。
8、新しい屋根材の設置 完成
新しい屋根材を設置して完成になります。
今回は、ニチハというメーカーの横暖ルーフという屋根材を設置させて頂きました。ガルバリウム鋼板の屋根材で劣化がしにくく、屋根材の中に断熱材が入っており、断熱効果があるのが特徴です。
いかがでしたでしょうか?今回は屋根の葺き替え工事のご紹介をさせて頂きました。屋根は傷みが分かりにくく、気が付かないうちに傷みが進んでしまう事があります。屋根が傷んだ状態が長く続くと、次第に脆くなり、台風などの際に屋根材が飛んでしまう事がありますので、メンテナンスが必要な時期が来たら、1度業者に点検をしてもらうようにしましょう。
(株)マストホームズ静岡では、静岡市駿河区、清水区、葵区、富士市での対応も可能となっております。住宅のことで気になることがある方は是非お気軽にご相談下さい。ありがとうございました。