防水工事について
こんにちは!マストホームズ静岡田中です。
今回はウレタン防水通気緩衝工法に関してお伝えします。ウレタン防水は、主にベランダや屋上の床に施工する防水工事です。ドロドロの液体を流し込み、それが固まるとゴムのような弾力性(クッション性)がある床になります。
それでは工程を簡単にご説明します。
①プライマー塗布
写真では分かりづらいですが、透明な接着剤を塗っています。なんのための接着剤かというと、次に通気シートという空気を通すためのシートを貼りつけるための接着剤です。
②通気シート
これが通気シートです。灰色のシートで、2枚目の煙突のような脱気筒というところに空気を送り込みます。これは万が一、古い防水と新しい防水の間に空気が入ってしまってもこのシートの中を通り、脱気筒から空気が逃げるような仕組みになっています。
③ウレタン防水(主材)
ゴム質の防水材を流し込みます。
④トップコート
最後にウレタン防水を直射日光から守るためのトップコートを塗装します。
これでウレタン防水通気緩衝工法は終わりです。
防水工事は、ウレタン防水・FRP防水・シート防水など、下地の種類によって必要な防水工事が変わるため、下手に手を出さず、専門知識のある工事会社に是非一度見ていただければと思います。
今回はウレタン防水通気緩衝工法についてお話しましたが、次回はFRP防水について書かせて頂きます。
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