塗装工事業者選び方のコツ【静岡県内おすすめ】
こんにちは!マストホームズ静岡の田中と申します!
いつも私なりに外壁塗装のことについてお伝えさせて頂いています。
皆さまは外壁塗装を経験するのは1回または2回がいいところかと思います。
そのため、全てをわかった上で工事を行うことは当然、不可能ですので工事会社にご相談し、第三者意見としてインターネットでこのページを開いていただいていると思います。
私も外壁塗装はプロですが、そのほかはズブの素人です。
- どう買えばお得か?
- メンテナンスはいつどうやればいいのか?
- 言われて直したはいいけどこの金額は高かったんではないか?
- 結局どこをどう直したのかわからない
などなどとにかく素人の私としては不安なことばかりです。
これは外壁塗装にそのまま置き換えることができます。これらを理解するには塗装について勉強すればわかりますが、勉強する機会や場がありませんし、業者を呼ぶと売り込まれてしまうのが面倒だと思います。
ただはっきり言って外壁塗装について無償で教えてくれる人(会社)はありません。
ですので、どうしても塗装の知識があまりないまま塗装工事を発注しなければいけません。
その際に『信頼できる塗装店』が必要になりますので今回はその見分け方についてお伝えしたいと思います。
とはいえ、本当にクリーンな会社がどうかはわかりませんので、あくまでに尺度の参考としてご覧ください。
定期点検・定期メンテナンスがあるか
突然ですが、皆さまは家を建ててから今まで建築会社から点検やメンテナンスというのはありましたでしょうか?
私も営業をしていると「建築会社が建ててから一度も来ない」という不満を聞いたことは多々ありますが、一度も来ないことが悪いことではありません。
実際定期点検は義務でもなんでもありませんので、何もなければ来なくて当たり前だと思います。
しかし、昨今の建築業界は競争が激化していますので、他社との差別化のために必ず定期点検を行う会社も多くあります。
私としては定期点検やメンテナンスがないからといって信用できないとは言い切れないとおもいますが、定期点検やメンテナンスを行なっている会社は『逃げも隠れもせず、自分たちの仕事に責任を持っている』ことは確かだと言えると思っています。
実際、工事中に不手際やトラブル、お客様から不満をいただいた場合、そこからパッタリと来なくなるケースはよく耳にします。
工事をやっておしまいではなく、やってからがお付き合いですので、当たり前のことですが、これができる会社であれば、材料の選定や施工方法に関しておかしなことはしないと思います。
保証制度があるかどうか
保証制度は、近年は多くの塗装店が展開していますが、こちらも定期点検などと同様にこれがあることによって自身の施工に自信を持っているということがいえると思います。万が一、手抜きや手違いによる不具合が出たとしてもしっぺ返しが塗装店にいくわけですから、塗装店としてもおかしな工事はできません。ですので、保証制度がある場合はとても安心できると思います。
担当者(営業マン)の経験年数
これは今34歳の私が大卒から12年間、塗装会社の営業マンをしている中での経験測ですが、これはとても重要かと思います。
担当者は、現場の職人や現場監督とお客様を取り持つ橋渡し的な存在です。
しかし、そこが素人同然では、うまくまわりません。
デメリットとしては、いくつかありますが、塗料の知識がないので本当にメリットのある塗料を選定できない点がまず一つです。
これは、会社でよく販売している塗料があり、その説明はできても、その塗料が必ずしもそのお家に適しているとは言えない場合、不具合が起きてしまうことがあります。
現場監督選びの重要性
例えば、私も若かりし頃、溶剤系塗料が持ちがよく、それだけを塗装していたところ、あるお家でペンキがプクプクと膨れてきてしまいました。
原因は、水性塗料を塗装しなければいけない外壁に溶剤系の塗料を塗ってしまったからでした。
そんな壁があるとも知らなかった私は、膨れたペンキを潰して塗装をもう一度かけるようにしましたが、膨れた跡は消えることはなく、見た目は悪いまま…私はただただ平謝りするしかありませんでした。このように担当者の知識不足が原因で取り返しがつかなくなってしまうことがあります。
次に現場知識がないため職人や現場監督の言いなりになってしまう点です。
『営業担当者は、お客様の味方であり、職人や現場監督とチームです』。少しおかしな日本語かもしれませんが、その通りであり、営業担当者は、お客様の目となり、口となり、お客様の留守の間、工事を監視したり、時には職人に厳しく要求していかなければいけません。
しかし、現場監督や職人からはお客様のためというよりは現場の効率のために作業を簡素化したり、強行したりする場合があります。私も始めたての頃は職人よりも年下ですし、知識もないため、言いくるめられた経験があります。しかも、言いくるめられなければ、これからの仕事に支障がでるとも思っていましたので、お客様の不利益になる場合でもいいわいいわで言いくるめられてしまうこともしばしばでした。
今では当然そんなことはなく、私がお客様のお家に対して最善の塗料、施工方法で私自身が大満足できる施工を心がけています。その際に職人とぶつかることもありますが、そこで職人に負けない知識と意欲で自分の(お客様の利益になる)意見を通すようにしています。
担当者の経験値
他にも担当者が経験豊富なことはお客様にとって大切な部分が多くあると思います。担当者はお客様の分身ですので、分身を任せるにふさわしい人を選ぶのが塗装会社を選ぶ次に大切なことだと思います。
工事の見える化がしっかりしている
こちらは、施工中の状況報告に関してですが、これはお客様が平日の日中お仕事に出られていますので工事を実際に見ることができない方がほとんどだと思います。
お家にいる方でもジロジロと工事を見ているわけにはいきません。
ですので、だいたいの場合、知らぬ間に工事が終了しています。それをなるべく分かりやすく伝える方法を会社がシステムとしてとっているかということです。
作業報告書の有無
弊社で行なっている見える化システムを例に出すと、まず一つが作業報告書です。
作業報告書とは、今日なんの作業をどこまでして、明日どこからどのようなことをするかという報告書を毎日提出することです。
例えば、『塗装を3度塗りするうち、本日1回目の塗装を東西南面行い、明日1回目の北面から始めて2回目に取り掛かる』という内容です。
職人が撤収する時間にお客様が御在宅であれば、直接口頭で行い、お留守であればポストにその旨を書いた紙を入れてから帰るようにしています。
そうすることにより、お客様が次の日の朝にでもお仕事前の少しの時間、外壁を見て、「確かに色が変わってるなぁ」と確認いただけます。
2つ目は、全工程の工程写真を提出することです。塗装工事は最終的な完成形ではどのように工程を踏んだかは分かりません。
ですので、各工程が終わった都度、写真で撮影し、残しておく必要があります。
その他にも、使った塗料缶のラベルや缶の数なども写真でおさめて、実際契約した塗料と間違いはないか、適量の塗料が使用されているかが一目で分かるようにしています。
このように、会社や担当者にしっかりとした制度、経験があるかどうかを見極めることで塗装工事での失敗を回避することができます。是非、塗装工事をお考えの際はこの4つに気をつけて業者を選定してみて下さい!
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。