進化し続けているサイデイングボードの塗装について
こんにちは!!マストホームズ静岡 富士支店の清です。静岡は梅雨入りをして雨が多く、気温が高く、ムシムシしています。個人的ですが一年で一番嫌な季節です。現場も雨でお休みを頂く事が多くなり進みません・・・今回は昨今のサイデイングの進化について書かせて頂きます。最近、富士市では建売の分譲を多く見かけます。10月の増税も関係しているのでしょうか?・・・最近の分譲住宅でも外壁に使用されているサイデイングはデザインはもちろんですが耐久性やモノ自体のレベルが高い気がします。
そこでサイディングの2大メーカーのKMEW・ニチハのサイデイングに関して勉強してみました。
マストホームズは塗装屋ですのでサイデイングの塗装に関してまずはお伝えします。
現場塗装には出来ない工場塗装の凄さは、『デザインの豊富さ』です。最近は見た目だけではなく質感もタイルやレンガ、木材、塗り壁みたいに進化しております。正直、パッと見ただけではサイディングなのか?本物のタイルなのか?見分けがつかないくらいです。間違いなくサイディングメーカーの努力の結晶だと思います。
そしてサイディングの工場塗装には多くの方法が有ります。
高精細な塗装をするフルカラーセラジェット塗装、自然でリアルな質感を表現するグラデーション塗装、模様を転写するグラオフプリント塗装、表面にきめ細やかな砂を撒くサンドフェーシング塗装、表面にカラービーズ塗装するグッドクオリティフェーシング塗装、表面に艶消し塗装をするマットフェーシング塗装などなど、まだまだ多くの塗装方法が有ります。上記の様にさまざまな塗装を重ねてよりリアルなデザインのサイデイングになっているのです。
しかし、どんなキレイなデザイン塗装のサイデイングでも、本物そっくりなデザイン塗装のサイデイングでも『いつかは再塗装が必要』です。ただ、現場での塗装は工場での塗装と違い、上記の様なデザインの塗装は今のところ不可能です。そこでオススメなのはクリア塗装です。お気に入りのデザインのサイディングをより長く持たすことが出来ます。色褪せしたりサイデイングが割れたり変形してからでは遅いですので高耐久のサイデイングボードでも早目のクリア塗装をオススメします。(少し早いかな・・・くらいが良いと思います。)
しかし・・・昨今のサイデイングは光触媒(光セラ)や無機塗装、フッ素塗装など汚れが付着しにくい上に、汚れを雨で洗い流してくれる機能性塗装がかなり増えてきています。そして何を塗装しているか見た目では判断がつきにくいのが事実です。
そこで塗り替えをする際に何が塗られているか?知る必要が有ります。
その理由は・・・
先程も少しお伝えしましたが汚れが付着しにくく、汚れを洗い流してくれるという事は長期間、美観を維持できるという事でとても良い事ですが逆に言えば塗り替えした際の塗料の付着も良くないという事になります。なので密着の良くないサイディングボードに塗装すると剥がれなどの不具合を起こす可能性が有ります。
せっかく・・・費用を掛けて綺麗にしたのに・・・剥がれてきたら・・・悲しいですよね・・・
正直、施工業者、職人も分らずに・・・施工したと言うケースは多いと思います。
そこでマストホームズ静岡は非密着性のサイディングには必ず密着を高める下地材を使用しております。
話は少し変わりますが塗料を作っている塗料メーカーは日本だけでもかなりの数のメーカーが存在します。日本3大メーカーと言われる日本ペイント・関西ペイント・SK化研は住宅だけではなく様々なモノの塗料を生産しています。また、2流メーカー3流メーカーと言われるあまり知名度が低いメーカーでも本当に良い商品が有ると思います。もちろん、メーカーにより得意不得意も有るのも事実でどこのメーカーが良いか?一言では何処が良いかは言えません。
外壁で言うと下塗り・中塗り・上塗りと3回塗り重ねるのが一般的です。この3工程とも同じメーカーのモノを使用するのが一般的にセオリーと言われますがメーカーによって得意不得意が有りますのでマストホームズは既存下地が何なのか?外壁にどのような傷みが出ているのか?立地条件は?を考慮してお客様に材料、施工内容を提案しております。
結論を言いますとマストホームズ静岡の塗装工事はメーカーに縛りは有りませんし、現状の状態とお客様にヒアリングを重ねて、お客様の外壁材にとって相性の良い材料と施工内容で提案出来るという事になります。
是非、マストホームズ静岡にご相談して下さい。