外壁塗装工事を夏に行うメリット・デメリット
お世話になっております。こんにちは!マストホームズ静岡の田中です。
今回は、お客様からもしばしばご質問を頂く、外壁塗装に向き、不向きの時期に関してお伝えさせて頂ければと思います。
まず結論からお伝えすると、今現在、季節または時期によって、塗装の品質が低下してしまうことはありません。
今現在という文言を付けさせて頂いたのは、一昔前は、『夏に塗装すると塗装屋が儲かる』ということわざめいた塗装業界の定説があったほどで、時期によって差が出ていたことは確かです。
夏に外壁塗装工事依頼するメリット
夏に塗装屋が儲かるのは、夏場は気温が高く、『塗料がよく伸びた』ため、材料が他の時期に比べ少なくて済んでいたようです。もちろんお客様からすれば同じ金額を払うのあれば、材料を少なくされる時期は嫌だなと敬遠される方が多かったと聞きます。しかし、今では塗料メーカーが同じAという塗料でも春・夏用、秋・冬用と粘性や乾燥時間を調整して時期に合わせて配合を変えています。ですので、夏場に塗るから材料がかからないということは今では無くなっています。
他のインターネットサイトでも時期に関しては賛否両論です。夏は塗料の乾きが早く、塗りにくいという職人もいれば、乾きが早いため、塗りやすいという職人もいて、つまりは個人の好みかと思います。私としては、お客様にお伝えしていることは、夏場の塗装工事は外壁を塗装する3日から4日間まどの開け閉めができなくなるため、大変だということです。もちろんクーラーは使えますが、クーラーが嫌い、体に合わないという方は普段、窓をあけて扇風機で過ごされえていると思いますが、窓が開けられませんのでかなり無理がでてきてしまうと思います。そういう方は窓を開ける必要のない時期に塗装を行うことをお勧めしています。
工期やスケジュール
夏場は、日が長いため作業時間が長くとれ、乾燥も早いため、工程が早く進み工期短縮につながります。天候も安定しているため、雨による工期遅延の可能性も他の時期に比べ少ないと言えますのでメリットはありますが、お客さまのイメージが悪いため人気のない時期といえます。
しかし、逆にいうと、人気のない時期は工事数が少なく、塗装工事店は仕事を欲しがって営業に力をいれる傾向にあると思います。私たちも人気のない梅雨時期、夏場は工事が薄く、お客様のご要望で9月、10月に偏ってしまうことが毎年のように起こります。ですので、ここだけの話ですが、その時期は無理をいって夏に工事をして頂けるお客様にはその分、多少の値引きをさせて頂いたりしています。こちらとしても工事が薄くなり塗装職人が余ってしまうくらいであれば安くしてでも工事をはめていきたいという思いがあるからです。これは他の塗装店でも同じだと思います。雨に日に路面店でセールを行うのと同じだと思って頂ければと思います。
このように、塗装時期にはそれぞれの季節でメリットデメリットがあり、特に夏と冬はメリットとデメリットの差が激しくなるように思います。しかしもう一度お伝えしますが、季節・時期によって品質が低下・向上することはありませんのであしからず宜しくお願い致します。私としては、夏場に塗装店と交渉して安く工事を行うのが賢い方法だと思いますので、是非ご参考にして頂ければと思います。
最後になりますが、来週から暑くなりますので熱中症等にお気をつけ頂いて、良い塗装ライフをお送り頂ければと思います!!笑
リフォームの中でも外壁や屋根の費用は高い!
多くの人が検討する中で特に気にするのが、価格。
さらに、夏の暑い時期に室外で作業を行うということについて、室内の温度や住環境への影響なども気にされる方も多いです。
しかし、一方で、雨漏り等が発見されていた時には、問題の原因を早期に発見しておく必要があります。
劣化や浸食等は、発生した直後のほうが何が原因だったのかを見つけやすいのも現実。
補修をいつにするべきか?
こんな相談でもお客様のご要望や事例ごとに注意していただきたいポイントなどをご案内しております。
正しい間違いということではありません。
大雨が降って今後は基礎や今の状況では具体的な症状が出ていないが心配をしておくべきパーツをきちんと診断してもらうことが大切。
家もいつまでも新築と同じ状態ということではありません。
人間と同じように対策をしなければ、劣化していく。
快適な住環境を維持するためには、日々の換気などの工夫はもちろんですが、自分たちには見えない部分についても定期的にチェックを受けることが重要。
車には車検という仕組みがありますよね。
これと同じようにちょっとした不具合や不良を感じる前に対策をしておくことをおすすめします。