外壁塗装塗料の選び方について

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こんにちは、株式会社マストホームズ静岡の田中です!

今回は塗料の選び方のお話です。私個人としは、塗装工事をされる方が最も多くなる季節だと思っています。そんな時期ですので、塗装工事を検討されている方の力に少しでもなればと思い、書かせて頂きます。

まず、やはり塗装工事を始めるうえで、一番気になるのが、金額だと思いますが、それと対になって重要視されるのが塗料の種類かと思います。これは単純に『長持ちして安く済むようにしたい』というお客様の共通意識がありますので、長持ちの部分に大きく関わる塗料の選定に関しては、しっかりと調べられる方も多いと思います。

そこで、今回はまず、塗料の種類ですが、これはとても簡単です。塗料には、カタログのどこかに『○○樹脂』という単語が入っていると思います。その樹脂という成分が塗料の耐久年数の重要な要素ですので、そこだけ見ればほとんどわかったも同然です。時々、誤魔化す意味で樹脂の名前をあえて記載していない塗料もありますが、これは論外ということで絶対に選ばないで下さい。

樹脂の種類と耐久年数に関して

樹脂には大きく分けて4種類あります。正確には、超最新塗料には6種類ありますが、新しい塗料はまだ実績が無く敬遠されるかたも多いため今回は省きます。以前からある4種類の樹脂をしっかりとご説明させて頂きます。

①アクリル樹脂 耐久年数5年から6年

とてもメジャーであらゆるところに使われる樹脂です。とても柔らかく塗料にした際でもゴムの様に外壁に膜を形成し、防水力を保ちます。私(30歳)が生まれる前から使われている樹脂で、今となってはとても安価ですが、耐久性でいうと最下層クラスです。アクリル樹脂の中にも特殊な加工をして長持ちさせているものもありますが、今回ご説明するアクリル樹脂は、樹脂同士の結合が弱く、紫外線による劣化がとても速いのが欠点です。アクリル樹脂というだけで持ちが悪いと排除するのは時期早々と言えますが、業者などからアクリル樹脂でできている塗料を勧められた場合、『ん?あやしいな…』と踏み込んで頂いた方がいいと思います。

ちなみに踏み込むとは耐候性試験の結果などを加味して判断してほしいという事ですが、それに関しては、他の私のブログなどを参照してください。促進耐候性試験(サンシャインウエザーメーターの試験)の話もとても面白いのでご興味のある方は是非!!

話はそれましたが、今回私の取り上げているアクリル樹脂はもっても5年程度ですので安くて当たり前ですのでご注意下さい。

②ウレタン樹脂 耐久年数8年から10年

1990年代に塗装業界で最も多く使用されていたタイプの塗料です。アクリル樹脂塗料にかわる塗料として広く資料させれ、今でも昔ながらの塗装屋さんではよく使用される塗料です。このブログを見られている方の中にも、昔トタンの塗装をしたときにウレタンを使ったなぁ~という方もいらっしゃると思います。一時期は外壁以外の車などにもほとんどウレタン樹脂塗料が費用されていたほど一世を風靡した樹脂でした。しかし今は、後にお伝えするシリコン樹脂の台頭により、使用される頻度がどんどんと減っていってしまいました。

③シリコン樹脂 耐久年数13年から14年

シリコン樹脂は、今まさに最も使用されている塗料の種類になります。現在塗料として使用されるシリコン樹脂の正式名称はシリコンアクリル樹脂塗料といい、アクリル樹脂も多く混入されている塗料になります。アクリル樹脂?それって5年くらいしか持たない樹脂じゃなかったけ?と思われたと思います。もちろんアクリル樹脂のみを使用した塗料の耐久年数はその程度ですが、ここでいうシリコン樹脂は、アクリルの柔らかさを持ちつつシリコン樹脂の強靭な結合力で紫外線に強いといういいとこどりのハイブリット塗料なのです。実際、純粋なシリコンのみを使用した塗料は、硬すぎて使い物になりません。塗料は膜になって外壁に付きますが、地震などで揺れて塗膜が硬ければすぐに裂けてしまうからです。ほとんどのシリコン樹脂塗料がアクリルとのハイブリットですが、もちろんウレタンとのハイブリットタイプもあります。しかし、そこまで耐候性・耐久性に差はないようです。

④フッ素樹脂 耐久年数15年から20年

フッ素樹脂は、現行出ている塗料の中でもトップクラスの材料になります。フッ素樹脂はその他の樹脂の原子結合の中でも最も結合力が強く、紫外線による結合の破壊=塗膜の劣化がとても起きにくい塗料になります。今は外壁の他にも車のコーティングやフライパンの加工など、その強靭な塗膜性能で様々所に使用されています。これから向こう10年はトップに君臨する樹脂だと思います。

以上簡単ではありますが、塗料の選び方に関してでした。金額との折り合いで、御自身のライフプランにぴったりの材料をお選びください!!

選ぶ時には以下のような点を比較する人が増えています。

  • メーカー
  • 価格が高いか安いか
  • フッ素などの特性から選ぶ
  • 人気や注目
  • 水性と油性の比較

リフォームの時の相談では別に費用が高くても適切に用途があっていないと効果が少ないケースも多いのです。

ただ単に塗りこみ、家の汚れや外観をまとめてきれいにするだけの仕事ではありません。

雨、風、熱、汚れなど毎日の暮らしの中で自然に起こる現象の1つ1つに対して効果を発揮していく必要があります。

そのために補修や修繕を実施しているのですから。

同じ素材にも何がどう優れているのかというメリットだけではなく、注意点や長い目で見た時の検討しなけれ浴びけない点もきちんと比較の提案をさせていただくのが弊社の特徴。

安いから悪いとか高いから良いということではありません。

あくまで住宅の現状に対して、何が必要なのか?

足場や工期等も雨が多い時には日程目安も重要なポイントになります。

仕上げまでにかかる日数を考えるとまずはいったん最低限の高低で仕上げ、その後次のやるべきことを知っておくことで対処を早めに検討していただく。

ひび割れ、雨漏り、ベランダや屋上の劣化だけでなく、室内への影響も数多く状況の確認が必要になります。

ただ単に言われたことだけを行い、知らないことをそのまま放置して単価の高い商品をオススメするのはプロの仕事とは言えません。

問題は自分がもし今の外壁や内装等を選んでいたらどのように今の状況に対して商品を選べば満足できるのか?

このように、他人ごとではなく、自分の身になって選択をすることができれあb悪徳業者等とは違うとわかると思います。

地域により課題も異なります。域に適した素材は違う。

だからこそ、悩みを聞いても工法や工程に対する基準や考え方が異なります。

作業をするだけでなく、その家が少しでも長く安心して住める環境にするためにはどうすればバランスが良い状況になるのか?

同じお金を使うなら、どんなことに注意をしなければいけないのかなど情報は幅広くご提供しております。

現在依頼をしたのになかなか満足で着る話が聞けなかったと迷っている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

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