ペンキメーカーと油性塗料・水性塗料について

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こんにちは、マストホームズ静岡中村です。もう早いもので年末シーズンになってきました。ようやく寒さも冬本番ですね。今回は塗料についてお話ししていきたいと思います。塗料のくくりと言ってもものすごく大きいので、塗料の中でも、塗料を製造しているペンキメーカーと塗料の水性と油性の違いについて書いていきたいと思います。

皆さんペンキを製造しているメーカーさんと言われてパッと出てくるメーカーさんはありますか?車だとトヨタ・ホンダ・スズキ・スバルとか沢山出てきますが、中々塗料メーカーと言われると出てくることが少ないんじゃないでしょうか?実際の塗料メーカーさんは車のメーカーさんよりもたくさんあります。そのそれぞれのメーカーさんが様々な塗料を販売しているので、ペンキの数でいうと200種類300種類あると言われています。ペンキだけでも数が沢山ある中、どこのペンキメーカーさんの塗料を塗っていくかがお家の方からすると分かりづらいポイントだと思います。本日は弊社がおススメの日本ペイントさんについて書いていきます。実際弊社ではほぼ日本ペイントさんの塗料で施工を行っています。現役の職人さんに聞いても間違いないのが日本ペイントと皆が口をそろえて言います。実際日本ペイントの何が良いかというとまずは歴史です。今日本にある塗料メーカーの中で一番歴史が古いです。創業が1881年明治14年になります。約140年ほど続いています。140年ってすごいですね。140年続く会社は何かないと140年続けることは難しいと思います。よく創業20年にも満たない塗料メーカーさんが20年もつと言われるペンキを開発したとしても、実績がありません。信憑性にかけてしまいます。それに比べ日本ペイントさんは実績も豊富で実績が多いという事は塗料をより沢山開発しています。ペンキも改良改良を加えて今ある素晴らしい塗料が出来上がっていると思います。また日本全国どこでも日本ペイントさんの塗料が使われています。これは日本全国どこの気候にも対応出来うる塗料を製造していると置き換えることができます。その為、実績や信頼度で考えた時に弊社では日本ペイントを推奨しています。また何か塗料の不具合が出た時のサポートも全国に支店がある為充実しています。もちろん推奨しているだけで、他の塗料も使用することは出来ます。もしお好みの塗料メーカーがあるようでしたらお気軽にご連絡下さい。

次に塗料において重要なのが水性か油性になります。以前のブログで塗料の長持ちするグレードが5つほどに分かれて、それぞれがアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機という風に分類が出来て、このグレードによって耐久年数が違うというお話はさせて頂いたと思います。もちろん塗料はこのグレードに分けることが出来ますが、そもそも冒頭でお話しした水性か油性かにも分類することができます。その為それぞれのグレードが更に水性か油性に分けることが出来ると思って頂ければ結構です。ちなみに塗料の見本を見れば必ずこの水性か、油性の場合はターペン可溶と記載がされていますので判断がつきます。水性の塗料は読んで字のごとく、水と塗料を希釈(混ぜ合わせ)して塗っていく塗料のことを水性塗料と言います。メリットでいうと作業性が高い点・臭いがきつくない点が挙げられます。こちらは全て油性塗料と比べてのはなしになりますが、油性(溶剤・弱溶剤とも言う)の塗料はシンナーや硬化剤と言った別の液体を、液体の分量等を計算して混ぜ合わせていくものが油性塗料になります。この作業に比べるとどこのお家にもある水を混ぜ合わせていくだけになりますので作業性が高いと言えます。あまり水を入れすぎてしまうと、塗料が薄まってしまい、耐久年数が落ちてしまいますので注意が必要です。分量が決まっているという点に関しては油性・水性も同じと言えます。また油性塗料はシンナーを使っていくため臭いがキツイです。速乾性と都言ってすぐ乾いて臭いがしなくなると言われていますが、塗っている時はやはりシンナーの臭いがします。もちろん人体に害が出るレベルではありませんが、元々シンナー等の臭いが苦手な方にとっては苦痛になるかもしれません。私は過去400件ほど塗装現場を担当させてもらっていますが、臭いがきつ過ぎてお家に住めないという方はいませんでした。ただ臭いがキツイねとおっしゃる方は何人かはいましたので臭いが苦手な方は要注意です。そして油性の塗料は色々な液体を混ぜ合わせてたり、臭いがきつかったりしますが、何といっても油性塗料の一番のメリットと言えば水性塗料と比べて耐久性が高いことがメリットと言えます。何故耐久性が高まるかというと、シンナーと硬化剤という油分を混ぜている為、水を弾く力の防水力が油性塗料の方が圧倒的に高いと言われています。マジックの油性ペンと水性ペンを見比べて頂いても油性ペンの方が長持ちしますし、中々落ちないと思います。それと同じで水性の塗料と油性の塗料を比べると油性の方が耐久年数が高いです。ペンキを塗ってすぐ雨が降ってくると油性のペンキは車のワックスと同じように水をとにかく弾きます。またペンキは耐久年数が高いほど、塗料の艶が出ると言われています。油性の塗料で施工すると、特にサイディングのようなボードに油性の塗料をぬると艶が凄く出てお家が明るくなります。艶をあまり出したくない方にはあまりお勧めが出来ません。

このように塗料もグレードや水性・油性によって大きく変わってきます。但しこの書かさせて頂いたことが全てではありません。現在塗料も新しく開発が進んでいまして、水性でも溶剤より長持ちする塗料が出てきています。ただ新しい塗料は実績が少ない為本当にその年数持つかどうかは実際の年数が経過してみないと分かりません。弊社でも塗料を扱っているのはある程度販売年数が経っている塗料しか扱っていません。塗料の選別も失敗されない塗装工事の1つになります。塗料の事・塗装の事何かありましたら、マストホームズ静岡にお願いします。

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