樋等の附帯塗装のおすすめ塗料

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こんにちは田中です。雨ばかり続きイヤな天気ですね…塗装店としは頭が痛い今日この頃です。

さて今日は、総称して附帯塗装と言われる樋や雨戸、シャッターBOX、換気フード、水切り鋼板、破風板、鼻隠し等、様々なところに使用される『ユメロック』という塗料についてお伝えしたいと思います。附帯塗装とはその名の通り外壁塗装を行う上で必ず附帯してくる塗装箇所のことです。実際外壁ばかりキレイになっても樋などが色褪せたままでは全体を見たらとても汚く見えてしまいます。しかし、もちろんただ外壁をキレイに見せる為に附帯塗装を行うわけではありません。樋などは塩化ビニル加工が施されたプラスチックですし、破風板や鼻隠しは外壁用サイディングと同じ素材です。加えて水切りは鉄板です。つまりそれぞれ保護加工を行わないと劣化してしまいます。それを塗料によって保護することが一番の目的です。

実際、ご契約時等に樋や雨戸に使用する塗料のことまで詳しくお伝えすることはありません。なぜなら、外壁の塗料をご説明させて頂くだけでも1時間以上かかるからです。お客様も実際に塗装の話を聞いて頂くとお分かりになると思いますが、とても退屈なお話ですのでそこまでお付き合い頂くことはできません。ですからこの機会にユメロックについて少し詳しくお伝えしたいと思います。

そもそも私たちが、ロックペイント社のユメロックを使用する理由は、もちろん大きなメリットがあるからです。それをご紹介させて頂きたいと思います。

ユメロックのメリット

①優れた耐候性

シリコン樹脂が配合されているため、優れた耐候性があります。促進耐候性試験でも、塗料の中で最も高い耐候性1種に該当しており、私自身10年以上の持ちを確信できます。

②強靭な塗膜形成

ウレタン樹脂を主原料としている為、硬化する際に分子レベルでもっともきれいな結合をすると言われています。きれいな結合をするという事は、太陽の紫外線などからの劣化に対してとても強いといえます。

下地を選ばず様々な箇所に施工できる

塗料用シンナーによる希釈を行う為、下地を犯すことなくいろいろな面になじみます。

施工性が高い

施工性とは職人の塗りやすさです。直接お客様には関係ないことですのでピンとこないかもしれませんが、塗装職人が扱いやすいということはそれだけ仕上がりがよくなり、長持ちする塗膜を造形できるということです。

⑤優れた防カビ・防藻性

弱溶剤の塗料ですので、水溶性の塗料と違いとてもコケカビが付きにくい材質になっています。

以上がメリットですが、文字にすると他の塗料とさほど変わらない退屈な内容ですが、これは一度自身で施工すると、塗料のノリの良さに驚くはずです。シリコンだけではなくウレタン樹脂が配合されていることがその理由とされていますが、実際にシリコンのみの塗料を壁に使う事が多くその違いはとても大きいと思います。外壁はぼこぼことしていることが多く、シリコン塗料でもしっかりと乗りますが、樋や雨戸などは表面がツルツルです。ですのでシリコンやフッ素といった樹脂でできている塗料は不向きと考えています。フッ素などの方が塗料としての耐久性は高いですが、そこは適材適所、フッ素を樋に塗装すると滑ってうまく塗膜として形成されないように感じます。

私たちとしては、施工保証を出す立場から、実際触ってみて効果が実感できる塗料しか採用していません。DIYでもぜひ、ご使用ください!!

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