外壁シーリング材の種類を徹底解説

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 今回はサイディングボードやALCの家には必ずといっていいほど関わっているシーリングのお話です。モルタルの家には入っていなく役割も様々あります。その内容は以前書いているので今回はシーリング自体の材料の違いやその特徴をお伝えします。

 外壁や屋根に使用する塗料にはシリコン、フッ素、無機など様々種類があり、耐久年数が違ったり、外壁の相性によって使い分けたりするといった事は比較的ご存知の方も多いと思いますがシーリングとなるとあまり知られていないと思います。現在使われている代表的なものの種類と特徴を簡単に挙げてみます。

外壁シーリング材7種類の特徴

アクリル系

硬化後、弾性体となり湿った面にも使用可。

新築時のサイディングボード、ALCの目地に使用されています。しかし、耐久性が低いので改修工事(塗装工事)の際はほとんど使われません。

ウレタン系

硬化後にゴム弾力性を持ちます。コンクリート、スレートなどに対し汚染がないです。

耐久性は一番あるのですが、そのままの状態ですと紫外線に弱く、またほこり等を吸いつけてしまい汚れやすいので、塗膜で被せる場合に使用することが多いです。

ポリウレタン系

耐熱性や耐候性は劣りますが、塗膜や目地周辺の非汚染性(ノンブリード)に優れています。シリコン系と逆の特性がある材料です。

シリコン系

耐熱性、耐候性に優れており、特にガラス類によく接着する特性があります。一方で、目地周辺を汚染することがあるため、汚染防止処理が必要な材料です。

変成シリコン系

耐熱性、耐候性にはシリコン系程ではないですが高く、目地周辺の非汚染性にもポリウレタン系程ではないが良く、また、柔軟性がありムーブメントの大きい金属類への使用も可能な材料です。

油性シーリング系

皮膜を形成するが、内部は非硬化です。

ポリサルファイド系

耐熱性、耐候性は変成シリコン系程ではないが良く、表面にごみやほこりが付きにくい特性があります。一方、柔軟性がなくムーブメントの大きい金属類への使用には適さない材料です。

といった感じで駆け足でご説明しましたが、はっきり言ってシーリング材も外壁材や屋根材と一緒でピンキリであります。その中でおそらく改修工事(塗装工事)で一般的に多く使用されているのは変成シリコンやポリウレタン系かなと思います。改めて、両方のメリット・デメリットをまとめると、変成シリコンは、柔軟性に富んでいるので家の揺れにも追従してくれるので割れにくく耐候性も悪くはない。ただ、ノンブリードタイプではないのでゆくゆく塗膜の表面に可塑剤がにじみ出てくるので見た目が汚くなりやすいのがデメリットです。ポリウレタンはノンブリードタイプなので、ゆくゆく可塑剤がにじみ出てくる心配はありません。しかし、変成シリコンに比べると耐熱性、対候性は若干おちてしまうのがデメリットです。どちらも一長一短ありますが、実はどちらの良い所も併せ持つシーリング材がありまして、それがオートン化学工業のオートンイクシードというシーリング材です。

このオートンイクシードはポリウレタン系なのでノンブリードタイプなのでゆくゆく可塑剤がにじみ出てくる心配もないですし、ポリウレタン系の弱点である耐熱性、耐久性が変性シリコンよりも若干落ちるというところも大幅に改善しておりかなり長持ちする対候性を実現しているシーリング材なのです。ですので、今までのネックであった、『外壁に対候性の高い塗料を塗ってもシーリング材が変性シリコンだと同じくらいは持たない』、『ポリウレタンを使うと可塑剤がにじみ出てくるのが心配』と言った事を悩む必要がなくなるので、シーリングを気にせず外壁材を選ぶ事ができます。

そしてマストホームズ静岡ではこのオートンイクシードを使用させて頂いています。弊社のモットーとして、一度お世話になったお家は一生のお付き合いだと思っていますので、とりあえず今だけ良ければいいという考えではなく10年、15年後を見据えて工事を提案しています。そして、地元密着で細く長くを目指し、安くてしっかりした工事をしておりますので、外壁塗装やその他リフォーム等、是非マストホームズ静岡をよろしくお願い致します!!

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