新年のご挨拶と雨漏れの話 (平成30年1月13日更新)

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皆様、明けましておめでとうございます!

マストホームズ静岡の田中です。本年も何卒、よろしくお願い致します。2016年4月に開業した、我々マストホームズ静岡も2018年を無事迎えることが出来ました。これもひとえに静岡市内のお客様や地域の方々のおかげです。今年、というかこれからの目標として、静岡に生まれ、静岡で育った私としては、しっかりと地域に根付いた会社を目指していきたいと思っています。目指す目標は、ハンバーグ屋さんの『さわやか』みたいに静岡市内でマストホームズを知らない方はいないくらいになれれば最高です!そのために、今年も頑張ってお客様を満足させていけたらと思っています。

さて、そして今回のテーマは、雨漏れに関してです。

雨漏れは、専門の業者ではない一般の方からすると、お家のトラブルで最も恐いイメージがあるのではないでしょうか?実際、どこから雨が漏っているのか分からない場合は、とてつもない金額と労力、心労がかかってきます。しかも、新築時の施工不良が原因での雨漏れは最悪の場合、外壁や屋根を一度取り外して付け替えなければならなくなったりします。今回は、雨漏れが起きた場合、どの箇所からの雨漏れの原因があるかをご紹介したいと思います。

①ベランダの雨漏れ

近年のサイディングボードの住宅では、もっとも多く見られる雨漏れ箇所かと思います。実際にこのようにベランダのサイディングが反っていたり、ベランダの裏側(一階から見た天井)に染みが出ているお家は見られたことありませんか?

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一番上の写真はベランダの笠木(上の手摺カバー)のつなぎ目から雨水が浸入していました。笠木は2つのアルミカバーが垂直に交わるところに隙間ができるため、そこにパッキンで隙間を塞いでいることがおおいです。下のの写真でその部分を見て取って頂けると思います。

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しかし、この隙間のパッキンが、長年の紫外線の影響でズレたり、痩せてしまうと、そこから雨水が入り込み、雨漏れをおこしてしまいます。もちろん、この笠木のアルミの下に防水紙という雨を中に入れないためのシートを貼ってあることが多く、ここから水が入っても、木には染み込まず、上手く水を下まで流してくれます。しかし、上中の写真の様に、アルミの笠木を外したらそこが木だった場合、すぐに木が傷み、腐食します。ルーフィングが張ってある状態は上右の写真です。紫色の紙が防水紙です。

実際にベランダの外壁が反り返っている写真のお家は、駿河区小鹿のお家です。中の木は、多少腐食していましたが、お客様のご意向で、雨漏れの原因である笠木の継目のパッキンをシーリングで補強し、今後雨が漏らない様にさせて頂くだけになりました。もちろん、内部の木部を交換し、サイディングを張り替えるのが、プロとして提案すべき内容かと思いますが、どうしても高額な施工費がかかってしまう為、シーリングのみを行いました。

次に4つ上の写真ですが、こちらは、ベランダの床部分が傷み、亀裂が入るなどしてそこから雨水が入り込んでしまったパターンです。しかし、この場合も原因がベランダの防水切れとわかっているため、防水工事を行えば食い止まりますのでご安心ください。ちなみにベランダ防水は、既存の表面の種類で施工方法が変わるため、業者による現場調査が必要となります。ホームセンター等でご自身でやられても問題はありませんが、店員にしっかりとレクチャーを受け、使用材料と工法をチェックしてから施工しないと、次回施工する際に、前回塗装した塗膜を剥してから施工するというとても大変なことになりますので、お気を付けください。ちなみに、業者に依頼した場合、一般的なサイズのベランダ(奥行1m、幅4m程)であれば10万円からといった感じですので、ベランダの天井を見て、腐食の心配があれば即座に施工をお考えになって頂きたいと思います。放っておくと、ベランダの全交換や、下が部屋になっている場合はもっと高額な工事に発展してしまうので注意が必要です。

以上ベランダの雨漏れ箇所の代表的な2カ所をお伝えしました。築年数が10年を越えると、どのお家でも起こりうる事案のため外壁塗装のメンテナンス等と一緒に業者に一度チェックしてもらって下さい。

②屋根からの雨漏れ

まず初めにお伝えしたいのは、屋根は構造的に雨水が一度入ってしまうような構造にわざとなっています。私はこの業界に入る前、学生時代には家というのは全方向から雨が入ってこないように隙間がないものとおもっていました。しかし、実際は隙間だらけに作られています。例えば屋根の瓦と瓦の間にはすべて隙間があります。雨水は確かにほとんどが瓦に弾かれて下へと流れていきますが、少しは中に入り、内部の防水紙によって下へと流されていきます。つまり雨が外観から中へと浸入することは当たり前で計算ずくということです。しかし、その中で、施工のミスや劣化などが原因で本来、下まで流れていく雨漏れが更に内部にまで入ってしまうことがあります。それが雨漏れという現象になります。

≪ルーフィングの施工不良による雨漏れ≫

一つ目の事象は、カラーベストや瓦の下にあるルーフィング(防水紙)の施工不良による雨漏れです。屋根は、骨組みの木(垂木など)で構成された上に、コンパネ(ベニヤ板)ルーフィング、屋根材の順番で重なっています。ルーフィングは、先でも述べた通り屋根材から漏れた雨水をそれ以上内部に浸透させずに軒の樋まで落とす役割があります。下の写真の様に縦の幅が1mで包帯のように屋根にぐるぐると貼付けてあります。

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まずこのルーフィングの施工不良としてあげられるのが、ルーフィングとルーフィングのつなぎ目は本来重ねて貼付けますが、その重なりがなく隙間が出来てしまっている状況があります。ほかにもルーフィングは上から下へと雨水を流したいので、下の段のルーフィングに上の段のルーフィングが重なった状態で張り付けていきますが、それを逆に張り付けてしまい、水が入り放題になります。この二つは施工のプロとしてはあるまじきミスですが、実際に時々見かけます。こうなってしまうと、屋根は一度すべて撤去して、ルーフィングをやり直し、屋根を葺き替えるというフルコースの工事になってしまいます。工事金額も150万円ほどかかると思いますので最悪です。

他にも施工時にルーフィングに何かをぶつけ、穴をあけてしまった状態で屋根をかぶせてしまったり、屋根の頂点部分(棟)の部分のルーフィングが傷みやすいため、通常は2枚重ねにするところを1枚で終えてしまっていたりと、目の届かない部分のため、好き放題な施工をされてしまった結果、雨漏れを起こしているお家があります。とても重要な部分のため、もしこれからお家を建てられるかたは見学をぜひしてほしいところです。

≪鳩小屋等の板金部分からの雨漏れ≫

鳩小屋とは下の写真の様に屋根にお洒落のために取り付けた小屋のようなものです。

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これは通常の屋根を切り開いて取付ているような作りですので写真ではみえませんが、この上側の屋根とのつなぎ目には板金加工で雨水が入りこまないようにしてあります。私から言わせるとこの鳩小屋は、百害あって一利なしです。確かにオシャレ感はあると思いますがこの鳩小屋が無く、そのまま普通の屋根であれば、雨漏れのリスクは格段に低くなります。鳩小屋はダムの様に上からの雨水をせき止め、板金の劣化部分や施工不良部分から雨水の浸入がおこります。屋根の雨漏れの原因ベスト1だと思います。

他にも板金は、棟や谷など、屋根材の継ぎ目に板金はあります。これは90%くらいのお家であると思います。ですのでどのお家でもそこからの雨漏れの可能性はありますが、鳩小屋のあるお家に比べたら雨漏れのリスクはグンと減りますのでご安心ください。

まとめると、一般的な屋根に関しては、雨漏れは基本的にこの2つの原因でおきますので、そこを注意すれば大体の場合雨漏れはとまります。

③サッシまわりからの雨漏れ

次に多い雨漏れ箇所は窓サッシ等の開口部といわれる部分からの雨漏れです。上の2つも同様ですが、本来、一枚板であれば水は絶対の漏れません。しかし、家には窓やドア、換気口などの開口や外壁の継目等、どうしても隙間が生じます。先でも述べた通り、そこから雨水が入り込むことは想定内の造りにはなっていますが、もちろんこれは苦肉の策で、出来ればそもそも雨水が隙間から入らないに越したことはありません。しかし家に窓やドアを付けないわけにはいきませんし、雨は吹上たりもするため、様々な方法で入り込んでしまうため仕方なしに一度中に入り込んだ雨水を外に流す構造を取っています。その中で、たまに施工不良や経年劣化で水があらぬ方向に流れ込んでしまうことがあります。雨漏れを食い止めるためには、往々にしてその部分を直さなければいけないため、外壁や屋根を一度剥がす必要があるため、とても金額がかかる工事なのです。

さて、サッシ廻り(窓のまわり)からの雨漏れはどのようにして起きてしまうのかというと、まずは外壁と窓サッシの隙間を埋めてあるシーリングが新築からの経年劣化で裂けてしまい、中に雨水が入り込むのが第一段階です。そして内部でサッシに巻き込んである防水紙が、地震や日々の揺れ等で裂けてしまいそこに水が更に入ってしまう。この2段階を経て、雨漏れがおきます。最近のお家ではまずありませんが、これも施工不良により、起きてしまう事が多いです。

④サイディングボードの継目からの雨漏れ

最後にご紹介したいのは、サイディングボードのお家には必ずある、シーリング部分からの雨漏れです。しかし、シーリングはもとからゴム質のため、10年も経てば切れてしまうため、それを想定してシーリングの下にはハットジョイナーと言われる水切りサッシが入っています。

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上の写真がハットジョイナーの現物で、下の写真がハットジョイナー付近の図です。サイディングの隙間にコーキング(シーリング)がありその下にハットジョイナーが設置されています。この位置にハットジョイナーがあればコーキングが切れてしまっても雨水が木部まで届く事はありません。しかし、ここからの雨漏れは実際に私も何度か経験しています。一番印象に残っているのは、某超大手ハウスメーカーの塗装改修工事を行った時、シーリングを撤去したらその下から出てきたのはボロボロに腐食した胴縁(ドウブチ)でした。私自身、目を疑いましたが、ハットジョイナーが丸々、設置されていませんでした。こんな施工絶対にあってはいけません。大手でさへこんな粗悪な工事をするのかと落胆しました。他にもハットジョイナーが入ってはいるが、途中で足りなくなったのか付いていない所があるなど、見えない所だからといって手を抜いている現場は少なからずあります。是非シーリングからの雨漏れの場合は、第三者に検査してもらい、建築メーカーの保証で何とかしてもらいたいものです。

以上が、よくある雨漏れの原因箇所の紹介になります。結論をいうと雨漏れは十中八九、新築時、またはリフォーム時の施工不良が原因です。しかし、大きな雨漏れでない限り、生活していて気付くことは難しく、新築から10年以上経って保証期間が切れてから気づくことが多いです。そのため、泣き寝入りするしかなく、建築業界の問題点だと私は思います。結局は施工する職人さんのひと手間が足りなかったり、一つのミスが家全体をダメにしてしまうのが建築の工事です。もちろんそれは現場監督が管理すべきですし、お客様が物言いをできる環境ではないのは重々承知していますが、是非、屋根のルーフィング工事と外壁の防水紙工事、シーリング前のハットジョイナーは外壁・屋根に関してみて頂きたいと思います。数千万のお家が一つの手抜きで台無しにならない様に自分の目で監督をして頂ければと思います。

最後に、新年早々から雨漏れという暗いテーマで申し訳ございませんでした。今年一年も静岡市内で200棟を目標に、明るく元気に誠実に頑張っていきますので、マストホームズ静岡を何卒よろしくお願い致します。月に一回のペースでまた役立つ情報を発信できればと思いますのでお楽しみに。それでは寒波が厳しいですがお体にお気をつけください!!!

 

 

 

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