外壁屋根塗装4回塗りの重要性

こんにちは、マストホームズ静岡中村です。台風シーズンと言われている10月、特に今年は雨が多く、現場が全く進みません。今年の10月は梅雨時期より雨が多いかもしれません。1週間連続雨はここ最近記憶にありません。外壁塗装の時期もとても大切ですね。さて今回は外壁塗装においてとても重要といわれる塗り回数についてお話しさせて頂きます。塗装にご興味ある方や1度でも外壁塗装を行った方は耳にされた事があると思いますが、外壁塗装工事において、この塗り回数というのはとても重要になってきます。ごくごく一般的と言われている塗り回数は3回塗りと言われています。皆さんも1度くらいは3回塗りという言葉を聞かれたことがあると思います。この3回塗りの内訳はシーラー・プライマー・サーフェサーなどのいわゆる外壁とペンキをよくくっ付けるための接着剤を一番最初に塗っていきます。下地調整剤などども言われます。そしてその次に選んだ塗料の中塗り・上塗りの合計3回塗りが通常業者さんがいう3回塗り・3工程と言われているものになります。こちらはほとんどの塗料の使用書で3回塗りとなっていてごくごく一般的な工法の1つになります。中には塗料によって塗り回数が増えたり・減ったりしますが、ごく稀です。塗装は基本的に3回塗りになり、多くの塗装屋さんでおススメのあるやり方になります。

ちなみにマストーホームズでは外壁と屋根をそれぞれ4回塗りでご提案させて頂いています。ちなみに外壁と屋根は同じ4回塗りですが、意味合いが外壁と屋根で大きく違いますのでそこからご説明させて頂きます。なぜ弊社が4回塗りをオススメしているかというと、

まず外壁ですが皆様のお家でも立地条件や方角により必ず日がよく当たる面と当たらない面が分かれてくると思います。基本的に外壁の塗装面は太陽の紫外線で劣化すると言われています。その為同じお家でも日当たりが良いところと、悪いところで外壁塗装の劣化のスピードが変わってきます。その為弊社が外壁を4回塗りでおススメしているのは、外壁の全てを4回塗りではなく、日当たりが良いところを4回塗ることで、日当たりが良いところと、悪いところの外壁の劣化スピードをなるべく同じにするという目的で4回塗りをオススメしています。外壁のメンテナンスを行った際にも、日当たりの良いところが凄く傷み始めていて、悪いところは状態が良いという事はよくあります。皆さんもそういうご経験はありませんか?その為、弊社では日がよく当たる南面の1面であったり、ベランダの外側の外壁を通常の3回塗りよりも1回多くして施工させて頂いています。また、3回塗った状態で1面だけ塗装するという事はそこまで手間もかかりません。費用もあまりかけず、長持ちさせることが出来ます。

次に屋根の4回塗りですが、屋根に関しては、下地材を2回塗る、合計4回塗りをオススメしています。外壁下地材1回主材を3回4回塗りでしたが、屋根下地材2回主材も2回合計4回塗りです。なぜ屋根は下地材を2回塗らなければいけないのか。その理由は屋根は外壁と比べて劣化が速いです。先程もお話しさせて頂きましたが、日が当たるところの方が劣化スピードは速くなります。屋根に関しては立地や方角関係なく日が出ている間は常に紫外線を浴びている状態が予想されます。その為、遠くから見ていると分かりませんが、屋根は外壁よりも傷みが激しいです。ちなみに屋根4回塗りはカラーベスト限定の提案方法になります。セメント瓦や金属スレートには当てはまりません。話を戻しますが、カラーベストの場合は劣化が激しい為、洗浄を行うとカラーベスト表面に塗られている塗装が洗浄でほとんど流れ落ちてしまいます。カラーベスト表面の塗装が落ちてしまうと出てくるのはカラーベストの素材(素地)が出てきます。カラーベストの素材は窯業系サイディングと同じセメントとパルプを混ぜ合わせた素材になります。すると素材が見えているところに下地材を1回塗るだけだと、素材が下地材を吸ってしまい、ペンキが長持ちできるような下地が出来上がりません。その為1回下地材を塗って、次に通常通りの主材を施工してしまうと、ペンキが速く傷んできてしまいます。そもそも下地材とは先程もお伝えした様にペンキと外壁をくっ付ける接着剤の役割をしてくれます。つまり言い換えるとペンキを塗っても大丈夫な状態に外壁や屋根をするのが1番の目的です。この下地調整材があるので、傷みや年数、素材が違う場所にも同じペンキを塗ることが出来るのです。つまり屋根が傷みすぎて、下地材が吸い込まれてしまうと、ペンキを塗る為の準備が出来ていない事になります。その為、よく屋根が速く傷んでしまったり、そういうお家を見られたことはありませんか?もちろん日当たりが良いから先に傷んでしまうという理由もありますが、前回塗装を施工した際に下地の状態が悪いところに塗装をしてしまったという理由も少なからずあると思います。屋根は言い方が悪いですが、普段よく見える場所でもありませんし、早くに劣化がしてきても日がよく当たるという完璧な言い訳が用意されています。日がよく当たり、普段見えない場所だからこそ適切な塗装施工が大切になってきます。ちなみに屋根に関してはメーカーさんの仕様書にも下地材は1~2回となっています。この1~2回というのは傷み具合によって、傷みが出ている場合は2回・傷みがそんなになければ1回という事です。経験上築13年以上は確実に2回塗りを推奨します。状態がよさそうに見えても高圧洗浄をかけていくとペンキが落ちていきますので、高圧洗浄をする前と高圧洗浄をした後では屋根の見え方も全然違います。その為弊社では屋根を4工程をオススメしています。

洗浄前         

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洗浄後

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下地剤1回目

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下地剤2回目

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この様に外壁塗装工事も塗り回数1つとっても業者さんによって様々だと思います。意味もなく塗り重ねていくのは意味がありませんが、意味のある塗り重ねは非常に重要だと感じます。塗ってすぐは必ずきれいになりますので大切なのは5年後・10年後です。是非このブログを読んで頂いた皆様には外壁・屋根4回塗りをおすすめします。

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