外壁塗装の保証

皆さん、こんにちは!マストホームズ静岡中村です。8月はブログをお休みさせて頂きましたので、9月は頑張っていきたいと思います。暑さもすっかり和らぎ、秋を感じる季節になってきました!現場の職人さんは大喜びです。さて、今回は外壁塗装ですごく重要になっている保証についてお話し、いや塗装保証を丸裸にしていきたいと思います。そもそも私たちが生活している中で保証という言葉はよく使われています。例えば電化製品でも、某有名家電量販店で某有名メーカーさんのテレビや冷蔵庫・エアコン、まあ何でもいいんですが、購入されると必ず某有名家電量販店の保証と某有名メーカーさんの保証が付いてきます。お家を購入しても住宅には10年の保証・15年の保証・条件によっては20年30年の保証を住宅メーカーさんが保証してくれています。それとは別に、トイレやキッチンお風呂などを製造しているメーカーさんの製品保証もあります。その他にも車や保険や色々な購入品に様々な保証が付いています。これは外壁塗装に限らず、全ての保証に共通して言えることかもしれませんが、何年間という期間もすごく大切ですが、どのような不具合が出たら保証対象になるのかという保証内容が1番大事になります。特に外壁塗装工事は色々な職人さんが出入りしますし、施工業者と依頼業者が違う場合どこにいえばいいのか、ペンキメーカーにいうべきなのか、すごく複雑になります。外壁塗装のよく聞くトラブルでも、施工時は任せて下さい保証します、保証が付いているので安心してください、といっていてもいざ不具合が出たら経年劣化で仕方がないです、保証対象外ですなんて業者さんも少なくないです。塗装自体10年・15年に1度の工事で、さらにその中で保証を使う事が起きてしまうお家は割合としてはそんなに多くないでしょう。しかし、外壁塗装工事は大金のかかる工事です。備えあれば憂いなしです。万が一・億が一の為に皆さんに役立てて頂ければ幸いです。

外壁塗装の保証の種類は大きく分けて以下の2種類です。

1、自社保証

 外壁塗装を施工してくれた業が自社で保証するタイプの保証です。これは良いも悪いも判断がしにくい保証です。先程もお伝えしたようにどんな保証をしてくれるのか、何年間、どのような対応をしてくれるのかがとても重要になります。あくまでも私の個人的な意見ですが、地域密着型で地元でされているようなペンキ屋さんは、定期的なメンテナンスで顔を合わせる機会が何度もあり、保証も5年・10年塗膜に不具合があった場合保証してくれる業者さんが多いイメージです。それに対して15年20年30年の保証を出している業者さんはもちろん15年20年30年定期メンテナンスで来てくれるわけでもなく、保証内容がないものと同じ場合が多いイメージです。個人的な見解では中々お家の方が外壁の不具合は気づきにくいと思います。それならしっかり施工業者が保証年数までしっかり見に来てくれて悪いところがあったら直すというスタイルが1番良いのではないでしょうか?20年あっても見に来なかったら状態の確認もできないですし、結局のところは施主さんに言われて初めて動くスタイルになりますので、施主さんが気づかなかったらそのままで、あまり保証としての意味をなしてない気がします。

2ペンキメーカー保証

 外壁塗装工事において、塗料メーカーの保証はほぼないものと考えて頂ければ大丈夫です。中には例外である条件下において付く場合もありますが、基本的には日本ペイント関西ペイントなどが製造した塗料を施工業者が塗布していきますので、塗布する施工業者にも問題があった場合、塗料にも不具合が出てしまうので、中々ペンキメーカーが塗料に対しての保証をお家の方に発行するという事は少ないと思います。これも私個人的な考えですが、ペンキメーカーさんを選ぶ場合上記の日本ペイントや関西ペイントなど大手塗料メーカーの塗料がお薦めになります。なぜなら2社とも創業してからの歴史があります。歴史があるという事は実績や技術力があるという事です。創業10年の塗料メーカーが30年もつ塗料を販売してもあまり説得力はありませんよね?長く会社をやっていられるのは、何かないとそんな会社は長続きしません。会社が大きい理由があると思います。塗料メーカーの話が出ましたので余談ですが、自社オリジナル塗料とういのはあまり信用しない方がいいです。もちろん全てではないですが、そもそも自社塗料とか自社開発塗料とかオリジナル塗料なんていって営業マンは凄いです、長持ちします、他社さんにはないですなんて言うかもしれません。そもそも自社塗料のほとんどが別に自社でペンキを1から作っているわけではなく、OEMといってペンキメーカーさんの作っているペンキのラベルを自社塗料として販売しています。中には元々安く販売されている塗料をラベルを張り替えて凄く高値で販売するなんて事も少なくありません。そもそも本当に自社塗料で画期的な他社さんにない塗料を開発したのなら、塗料メーカーのように塗料を販売するだけでいいはずです。その為、あくまでも個人的な意見ですが、自社塗料というのは信用しすぎない事が重要です。

長々ご説明させて頂きましたが、簡潔にお伝えすると、自社保証の保証内容・保証期間・メンテナンス対応が保証はすごく大切になります。

 さて実際の保証内容ですが私の考える外壁塗装後の不具合ですが大きく分けて2つあります。

 1つ目が塗膜の剥離(はがれ)・膨れなどの塗膜異常です。あまりご覧になる機会はないかもしれませんが、洗浄不足や下地材のぬりがあまかったりするとペンキの密着性が損なわれペンキが剥がれてくる現象が起きてきます。その為塗膜の異常に対する保証内容といういうのはしっかり確認しておきましょう。

 2つ目は塗膜の著しい色褪せになります。これはすごく曖昧な表現でしか表せませんが、塗料がきいていた年数よりも明らかに早い年数で色が褪せてきた時の保証になります。例えば10年は大丈夫と言われていたペンキが3年で色褪せ(チョーキング)がしてきた時などに有効です。原因としては、営業さんのオーバートークや塗り回数が少なかったり、ペンキを薄めすぎてしまったなど、原因は沢山考えられます。

 剥がれや膨れは見てすぐ分かりますが、塗膜の色褪せなどは定期点検でしっかりみてもらうのが良いと思います。また、塗膜の汚れ(コケ・カビ・雨染み)は基本的にどこのペンキ屋さんも保証対象外のところが多いと思います。保証対象外のところを保証対象外というのか、メンテナンスで直してくれるのかの違いは大きいと思います。弊社マストホームズ静岡では、このような汚れを洗浄させて頂いたり、給湯器やクーラーを交換して、給湯器裏やクーラーホースカバーの裏側が塗れていない場合でもメンテナンスを行わさせて頂いています。工事完了後にも満足して頂ける塗装店を目指しています。

次に多くの保証で保証対象外のことについてご説明させて頂きます。

地震、地盤沈下、洪水、津波、噴火、台風、竜巻、暴風雨、などの自然災害が原因のときや、火災、落雷、爆発、などの外的要因が原因とき、戦争、内乱、暴動、騒動、労働争議などが原因のとき、保証対象部位以外の損傷、工事請負業者以外の工事が原因のとき、家の所有者の不適切な使用が原因のとき、わざと破損させたとき、所有者の指示での不具合、所有者が頼んで使用した材料のとき、建築の構造上に問題があるとき、作業者以外の虫・ネズミ等の動物が原因のときなどは保証対象外のケースになります。ここは当たり前のお話しだと思いますが。

 その他にも点検保証といって点検は無料で行うが、直すときには別途費用が必要になる保証など保証内容にも細かく注意を払う必要があります。

最後に塗装の保証内で一番おもきが置かれることが多いのがやはり『剥離』になります。ほとんどが施主さんは業者さんを信頼して工事を行うと思いますし、普段のお仕事最中に職人が作業を進めていくと思いますので、工事の事は業者さんにお任せになってくると思いますが、ここで施工の注意点です。皆さんのお家を施工してくれる業者さんは塗膜剥離を起こしてしまうような施工をしてないか是非チェックしてみてください。

塗膜剥離が起きる主な原因は全部で5つあると言われています。

 1つ目が下地調整があまいことです。まず下地ですごく大切になってくるのが洗浄です。何十年と自然状況に耐えてきた外壁材にはたくさんの汚れが付着しています。コケやカビはもちろん、車の排気ガスや塩害地域では潮も付着している可能性もあります。このような頑固な汚れが落ちていない状況で塗装をすると塗膜の剥離に繋がります。高圧洗浄はもちろん、最近は薬品を使ったバイオ洗浄を行う業者さんも増えてきています。しっかり洗浄してくれる業者さんかを確認しましょう。つぎに塗装を行うときにほぼ例外なく、プライマー、シーラー、フィラー、サーフといった下地調整剤を一番最初に塗っていきます。この下地調整剤は外壁とペンキを密着させるボンドのようなものです。しかしこの下地調整剤が塗られなかったり、下地が劣化がしていて1回下地調整剤を塗っただけでは足りない場合にに次の塗料を塗ってしまうと剥離の原因になります。下地材を何回塗ってくれるかもしっかり確認しましょう。

 2つ目は塗装が付着しにくい塗装の場合です。亜鉛メッキや塩ビ鋼板、鋳物などは基本的に塗料との密着の相性がよくありません。アルミやステンレスも同様です。中には塗装禁止にしている業者さんもいます。もちろんそれぞれに適した下地調整剤がありますので、塗料が密着しにくい素材こそ要注意が必要です。

 3つ目は塗り重ね時間が明らかに超過していることです。本来外壁塗装は基本下地調整剤を含めて3回塗りが基本です。普通に施工していけば、お家の大きさにもよりますが、2日から3日で3工程は終わらせることが出来ます。しかし、その3工程が下地調整材を塗ってから2週間後に中塗りなど極端に日数があいてからの重ね塗りは、密着効果も薄れてきたり、その間にまた汚れが付着してしまう為剥離の原因となることがあります。

 4つ目は結露や霜が降りる時間帯は塗装が密着しない。静岡だとあまりひどくはありませんが、冬場の明け方は外壁が結露や霜で濡れていますよね?もちろん雨が降った次の日も同じです。例えば工期が遅れていて、真冬の朝8時などがら外壁のペンキを塗り始めて、霜や結露があるのに塗装をしてしまうと、剥離の原因になってしまいます。しっかり外壁が乾いていることを確認してから塗装していくことが大切です。

 5つ目は膜厚を付けすぎてしまうと剥離の原因になります。通常塗装の工程は2工程~4工程くらいにのものです。沢山塗ったからといって長持ちするものではありません。例えば下地を強固にする為に下地調整材を3回や4回塗ったりすると、膜厚が付きすぎてしまう為、剥離の原因になったり、上塗り材を4回、5回塗っても同様の事がいえます。ただし矛盾するようですが、やはりペンキは塗り重ねが多ければ長持ちはします。2回塗りと3回塗りだと3回塗りの方が長持ちしますので。要するにやりすぎは良くないという事です。既定の塗り回数のプラス1回くらいがベストだと思います。

 塗装の保証に対して色々ご説明させて頂きましたが、何度もお伝えしたように、塗装の保証は期間ももちろん重要ですが、塗膜が剥がれた、すごく色褪せがしてきた時にどのような対応をしてくれるのかが、保証ではとても重要になります。外壁塗装工事は基本的には業者さんにお任せになりますし、良い業者さん・よくない業者さん・いい塗装・よくない塗装というのは実際10年くらい経過してみないと分かりません。その中で何か不具合が起きて業者さんにこれは仕方ないと言われてしまったら、仕方ないで済まされてしまうのが今までの塗装業界でした。やはりトラブルを防ぐためには、お家の方がしっかりと保証内容を確認することも大事ですし、保証内容ももちろんですが、定期的に訪問してくれる良心的な塗装屋さんを選びましょう。マストホームズ静岡もそのような塗装屋・皆さんに選んで頂ける塗装店を目指し頑張っていきます。

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