基礎や塀などのコンクリート素材専用のIPヨウヘキコートについて

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こんにちは!田中です。

今回は、外壁の塗料ではなく、マニアックに基礎専用塗料を取り上げていきたいと思います。弊社では、基礎等のコンクリートの塗装を行う場合は、『IPヨウヘキコートという材料を使用しています。この塗料は防水性はないものの、水はけがよく、浸透性抜群の塗料です。なぜ防水性がないのか、、、、それは防水性があっては不都合な理由がコンクリートにはあるからなのです。それを本日はゆっくりとご説明させていただきたいと思います。

まず初めに、下の様にブロック塀などに塗装してある塗料が膨れたり、剝れたりしているのを見たことはありませんか?

ブロック塀

普通のペンキを塀や基礎に塗装すると、100%と言っていいほど、この様な状態になります。特に基礎はお客様から外壁を塗る際に一緒に塗ってほしいとのご要望が多く、対応させて頂くことがありますが、間違っても外壁用の塗料を基礎に塗ってはいけません。DIYでホームセンター等で塗料を買う場合も注意をして頂きたいと思います。

それではなぜ基礎などのコンクリートは膨れたり、剝れてしまうのか?それはコンクリートの中から水がでてくるからです。出てきた水が、防水性にある塗料から外へでようとし、塗料を浮き上がらせて、その結果、膨れが発生します。それが進行するとハガレに繋がるのです。塀の中から出てくる水はどこからくるのか?その答えは地面からです。下に私、田中作の簡単な図で申し訳ありませんが、ご覧いただければと思います。

IMG_8700

地面からでてくる水の正体は雨です。図では塀を使っていますが、基礎も同様で、地面に降った雨が地面を伝って塀の足元から吸いあがって外にでようとしてきます。そこに防水性のある塗料が塗られていたら、外に出れません。それでも出よう出ようとしてペンキを押しのけてしまいます。つまり、防水性がある塗料を基礎や塀に塗装してしまってはいけないため、基本的には防水性が無く、透水性が高い塗料が適しているということです。特に塀の裏側が庭などの土が多くある場合は、塀の雨水の吸収が加速します。加えて塀の上部には塗料が塗られていない場合がほとんどですので、宿命的に雨水を吸収してしまう為、水が出てくる前提での塗料選びが重要になります。

そこで今回おすすめする塗料、「IPヨウヘキコート」(以下ヨウヘキコート)のメリットをお伝えします。ヨウヘキコートは、コンクリート・モルタルの塀専用に作られた塗料です。そのため、様々なメリットが存在します。

①高密着性

ヨウヘキコートの成分の中にはシリカバインダーといわれる物質が入っており、それがコーンクリート面のカルシウム成分と結合し、一体型となるように設計されています。皆様もコンクリートなどから白い垂れみたいなものが出ているところを見たことがあるのではないでしょうか?

白 白華現象

これは『白華現象』といいコンクリートの中のカルシウム成分が外に出てきてしまっている状態です。この写真を見ると白く汚れていることが気になってしまうと思いますが、今回ご理解いただきたいのは、このようにコンクリートの中にはカルシウム成分が多く含まれるということです。ヨウヘキコートは、塀内に含まれるこのカルシウム成分と結合するため、密着力が、他の塗料に比べて格段に良いとされています。密着力が高いということは、長年経っても塗料が剝れづらいということですので、とても重要な効果だと思います。

②透湿性が高く、それでも防水性が高い

先程、述べさせていただいたとおり、コンクリート製の塀及び基礎部分には、透湿性が必要不可欠です。ヨウヘキコートは触ると分かりますが、砂状の塗料で、つるんとした一般的ないわいるペンキとは違った質感をしています。実はそこが透湿性において重要なところなのです。砂の粒が無数に集まってできたヨウヘキコートは、湿気が通る隙間が無数にあるため、壁内からの湿気はどんどん外へと逃げていくことができます。これは容易に想像できることですが、もう一つ、ヨウヘキコートは『湿気は通しても、水は通しません』。?????となる方もいらっしゃるかと思いますが、つまりは、水という粒子が大きい物質は貫通できませんが、湿気という粒子が細かなものであれば、貫通できるということです。実際、中からの湿気は出したいところですが、同時に外からの雨などの水は中に入れたくないというのが理想です。つまりそれを石垣状構造により実現できているのがヨウヘキコートなのです。

③耐退色性、耐汚染性が高い

ヨウヘキコートは、砂状の粒子で形成されていることは上記でお伝えしましたが、実際に砂=無機物質で形成されている塗料のため、退色や汚染に対してとても強い特徴があります。無機とは、以前に『無機とは』で細かくご説明させていただいていますので、詳しくは割愛させていただきますが、要は、砂や石は、長い時間、屋外に放置していてもほとんど劣化しません。それを塗料としてさいようしているため、長持ちし、さらには色褪せもしづらく、汚れもつきにくいということです。退色にかんしては、陶器などに例えるとわかりやすくなると思います。無機物質は、陶器のような日光で傷まない素材のことを指します。実際に、植物を植える鉢などによく陶器が使われていますが、日光にあたって色があせるイメージは皆様も全くないと思います。それと同様に、ヨウヘキコートも無機物質を主原料にしていますので、色褪せがとてもしづらい構造になっています(添加物に有機物質を使用しているため全く色褪せないわけではありませんが)。耐汚染性に関しても同じですが、無機物質は帯電しないため、静電気を帯びません。つまり、ホコリ等の汚れを外壁にくっつけることなく、雨で洗い落とす『セルフクリーニング』という機能を搭載しています。現在は車などによく使われるガラスコーティングのワックスなども、ガラス=無機ですので、無機物質を利用した、セルフクリーニング効果を発揮します。

以上がヨウヘキコートの私が思う主なメリットです。他にも水溶性であり環境に良いとか、作業性が良いとか、色々とメリットはありませんが、最大のメリットは『メリットしかない』という事でしょうか(笑)。実際、外壁に塗ったりするのは防水性が弱いため、はっきりいって最低な塗料ですが、コンクリートやモルタルに使用する場合は非の打ちどころがない塗料だと思います。皆様も塀の塗装や基礎の塗装の際にはヨウヘキコートのようなコンクリート・モルタル専用塗料を使用することをおすすめします。

 

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